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いくらあっても足りないもの

「財が限りなく湧いて出て来る運命です」

テレビの占い番組を見ていてこんな言葉を聞きました

私は占い師の木下レオンさんがとても好きです
番組が始まった当初やコロナ禍での一般の方の占いで、身体を張って愛情を表現しながら相手に即行動で伝える姿勢は、口先だけの上げ鑑定の占い師さんを遥かに越えて、惹きつけられる魅力を感じました。

自らも発達障害があったような落ち着かない子供時代だった様子を、今発達障害で困っているお子さんに母親の前で、これからどうやって生きたら良いかを一生懸命伝えていた時がとても印象深く、自己犠牲が激しすぎるけれども、これくらいやらないと相手の気持ちも動かず、いくら手八丁口八丁しても相手が行動に移さなきゃ現実は何も変わらないからです

占ってもらい何か言われても、行動に移せなかった人は番組内では多分沢山いたと思います。

行動に移せなくても
頑なな心をこじ開けて溶かして動かすことさえ他人にはとても難しいことです。

でも
他人だからこそ出来ることもあり
第三者を通して現実が変化することも世の中には沢山あるでしょう

人って自分自身を客観的に見ることはなかなか難しいです

だから
内観や瞑想
ヨガにマインドフルネスetc

こういう自己啓発系のものがなくならないんだと思います

他人の言動に揺らされない
ブレない心をつくる
自分は自分

自分で選択して自分の人生を生きることはもちろん大切だと思いますが、他人の意見を聞けなくなってしまう危うさも合わせ持っている

さて
占いを勉強していて私は言葉と言うものがどれだけ大切かを日々実感しています

古い占い(占術)には
現代では口語としては使わないものがありますが、それも魅力の1つ

床上手
良妻賢母
あげまんの星

こんな言葉、今では滅多に使いませんが占い業界ではよく使われている言葉ですが
今の時代こんな言葉を相手に言っったら、セクハラを越えて〇〇ハラスメントで訴えれてしまいます

私も最初の占いの先生と一緒に勉強をしている時

「糞 尿 自己暴君的尊大」

教科書に書いてあるので、ふざけてるのか真に受けたらとんでもない言葉の羅列に、そこから現代言葉に頭で変換していく作業はけっこう大変でした😟

冒頭の言葉に戻りますが
「あなたには限りなく財が溢れ出て来る星があります」

なんて言われたら
誰でもびっくりする訳で
「どこからこんな言葉が出て来るのかな?」
とその言われている芸能人の方の命式をよくよく見て、これだったらあり得るかも‥と少々納得してしまいました

自分の宿命や運命を全て消化することってほぼほぼ難しいんです

例えると
脳ミソ(正しくは大脳皮質)を人間は2〜5%しか使っていない‥
こんな感じでしょうか

運命や宿命って自分自身だけでは抗えない未知な世界と言うことです

人は1人では生きて行けないけれど、孤独と言うものはどうしても付き纏うし、死ぬ時は1人で物品は何も持ってけません

どれだけ人と関わって
感情を揺さぶられて
恋が愛に変わり
情を伝え通い
それを伝える続けることだけが
幸せへの近道かもしれません

愛情だけが相手の気持ちを変えるツールなのかもしれません

妬み嫉み僻み
厄介な煩悩さえも綺麗に消化出来たら、聖人君子になれるのでしょうか?

でもそれがあるからこその人間らしさだと思います

人間にだけ与えられた賢さは
やはり使わないと勿体ない

インターネットとスマホが普及し過ぎて、考えると言うプロセスをこれからの人間は放棄していくのでしょうか‥

そうしたら
私はインターネットとスマホを放棄する道を選びたい










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