水泳と座禅 ~ 心身の調い方
毎週水曜日は女性ばかりの水泳教室に通っている。
最近、メインで練習しているのは、背泳ぎ。
適正な姿勢(反り腰にならず、お腹をへこませ、小舟のようになるイメージ)の指南を受け、浮き身で足先まで浮かせて体勢の確認。
「1,2,3,4,5,6,までは片手を伸ばしてキックだけ。
7,8,9で腕を入れ代えましょう。
ゆ~っくり数えながらですよ~。急がずに~」
コーチの指示通り、ひたすらキックを数えながら、50mプールをゆっくり往復。
”1、2、3、4、5、6、からの7、8、9、
1、2、3、4、5、6、からの7、8、9、、、”
数えながら自然と呼吸も一定のテンポでついてくる。
水に乗って、水をかき、水を押しながら進む。
1、2、3、4、5、6、7、8、9、
1、2、3、4、5、6、7、8、9、
1、2、3、4、、、
コロコロ、コポコポと、耳元で水が震えながら心地よく流れていく。
ん?
これは何かに似ている。
なんだろう、この、「今、ここ」に集中する感じ。
あ、そうか、座禅だ。
座禅では、姿勢を調えたら、その後はひたすら呼吸を数える。
「数息観」という「今、ここ、私」に集中する術の一つ。
横文字でいうなら「マインドフルネス」な状態。
ヨガのアーサナ(ポーズ)に集中するときの心身の状態にも似ている。
水を進むごとに、溜まった老廃物が流れていくイメージで泳いでみる。
いつもより、多めにスッキリした気分。
昼寝も快適でしたー(^^)b
★心と体にたまったイロイロをリセットしたいあなたへ★
クシャナ・ヨガ・スクールの長島千比呂さん。
現在は、沖縄石垣島でご家族と暮らしながら、自由が丘、横浜でも活動中です。
石垣島の朝のビーチ・ヨガ、気持ちよかったなぁ。
「やってなんぼ」のヨガですが、千比呂さんのすとんと心に落ちてくる語りかけとやさしい解説で、心のフィルターがクリアーになります。
いつもより世界が鮮やかに見えてくる感じ。
心と体が、伸びていく感覚、広がっていく感覚を味わえる本。