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【keiko随想】心理的に大人になるのは難しい…一生勉強です!

このところある動画にはまっていて、短い時間なのに泣き笑いしています。
それは「野口嘉則(のぐちよしのり)」さんという、心理セラピストの動画です。
作家でもある野口さんの著書は、多くがベストセラーになっており、知っている方も多いでしょう。
対談や講演の動画もよく観るのですが、いつも考えさせられてしまいます。
今回「母子一体感」を手放すことで、心理的に大人になるという興味深い内容が心に残りました。

#今こそ学びたいこと

甘えの正体

「母子一体感」という感情が「甘え」の正体のようです。
幼児にとって母親は、すべてを聞き入れ、期待にこたえてくれるのが当然の存在です。
また母親は子供のすべてを受け入れ、守り育てるのが当たり前と思って子育てをしています。
こうした関係の中で幼児は、母親と自分は一体であって、別の人だという認識を持たずに育つのです。
これが「母子一体感」という心理状態で甘えの正体だと言います。

心理的に成長する

「母子一体感」つまり「甘え」の感情を手放すのは簡単なことではありません。
しかし、大人の心理状態へと成長してゆくには、これを克服するしかないようです。
 
愛する人や親友など心を許す人に対して、つい甘えや期待を持ってしまう。
ありがちなことです。
ここで「母子一体感」を手放し、母に求めたような感情を無くすことです。
相手はそれぞれの価値観を持ち、自分とは違った感情があり、決してコントロールできる対象でないことを受け入れなければなりません。
他者は自分の期待にこたえるために、存在しているのではないと知るのです。
 
このことが自覚できれば、安易に他者に対して依存したり、甘えの感情がわくことは減ってくるはずです。
大人らしく心理的に成長してゆくために、この積み重ねが必要になります。

大人になるのは難しい

大人として自立するには、たくさんのことを学び、乗り越えなければなりません。
高齢になっても、人への甘えや依存は、なかなか捨てきれないものです。
 
他者をコントロールしようなどという思いはないものの、つい自分本位になって人を頼ってしまいます。
頼ることがすべて悪いとは思いませんが、たしかに「母子一体感」が手放せていないと言われれば、そうかもしれません。
この学びを念頭において、更なる成長を図ることにします。
 
なんともはや、大人になるというのは難しいことです。

♬最後までお読みいただき、ありがとうございます。♪

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