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【いだろぐ140】妻との話し合いで、自己肯定感の話に。

今日は、雨だったので
午前は妻と1対1の話し合いをしていました。

これまですれ違うことが幾度とあり、
会話が無くなり、空気が重くなり、
子供にも影響がでてしまうこともあったので
定期的に、話し合いをしています。

自分たちの近況のこととか、
子供の習い事や、最近あったこととか
を話し合っていました。

その中で
今この本を読んでいたこともあり、
自己肯定感の話に。

本には、
自己肯定感
自己有用感
自己効力感
の違いについて書いてあります。

簡単に言いますと

自己肯定感は
自分の存在そのものを肯定できるか。
ありのままの自分を無条件に受け入れて
愛することができるか。

自己有用感
自分は誰かの役に立っている、と言う気持ち。

自己効力感
自分は何かができる、という気持ち。

自己肯定感は、土台のようなもので、
自己有用感、自己効力感だけ高いのは危険。

誰の役に立っていなくても
なんにもできなくても、
それでも、そんな自分を受け入れて愛するというのが
自己肯定感。

活躍していたプロ野球選手が、引退後に
自信を失い、落ちぶれていく人もいるのは
自己肯定感が実は低く、
自己効力感だけ高かったため、
野球選手としての能力が落ちていった時に
どんどんと落ちていってしまったということ。

土台である自己肯定感を
いかに高くもつことができるかが
その人らしい生き方に。

そして、いつからでも
何があってもブレない鋼の自己肯定感を
持つことができる、
というのが本の趣旨でした。

その中で、印象的だった引用部分。

人間には、生まれつきの能力や才能しかなく
それを証明することが生きる目的と考える
固定マインドセットで生きるか。

あるいは

人の能力や才能はいくらでも伸ばせる、
そして成長していくことが人生の目的と考えるか。
そのどちらかで人生は180度変わる。

『マインドセット』著者キャロル・ドゥエックさん

子供は、一人では生きていけない。
親ありきの生活をしているため、
その能力や才能を証明しようとする。

親や、先生に対して
自分が生まれ持った能力や才能を
証明しようとする。

そのため、大人になった時に
なにかをできる自分に自信があるのであって
本質的に自信がない、ということになる。

何かがあったときに
その自信は、崩れ落ちていく。
才能は能力は、固定のものと考えるため、
その時々に応じた成長、挑戦ができない。

これは、自分にとっても
本当にそうだったと思いました。

自己肯定感を高く持って
自分で人生を切り拓いていくためには
子供に対して、

誰の役に立っていなくても
なんにもできなくても、

あなたの存在そのものを愛している。

ということを伝えて
自己肯定感と
成長マインドセットを持つ
子供に育てていこう。

そして、
自分達もそう。

私は、何も証明する必要はない。
私は、無限の可能性を持っている。

存在自体を肯定して
前に進んでいこう。

そういう話し合いをしていた時に
子供が部屋に乱入してきたので
妻が、子供にこう言いました。

あなたは、私達の宝物よ。

その時の
子供の笑顔が忘れられません。

家族で過ごす日常は
考えていることが違うのは当たり前、
いろいろな葛藤があります。

イライラしてしまったり、
強くぶつかってしまったり、
落ち込んだり。

そんな中でも愛を持ち、
いつでもチャレンジ精神を
持った家族でいれるように
明日も向き合っていきます。




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