見出し画像

1日一編は詩を読む。「問十二 夜空の青を微分せよ 街の明りは無視してもよい」(川北天華)

今年の抱負 追加。 1日一編は詩を読むことにしようと思う。
毎日Noteに書くのは、むずかしいかもしれないが、
家にも詩集はあるし、ネットでも古今東西の詩が読めるので、読んでいこうと思う。

この句は、覚えていたもの。
はじめて読んだ衝撃的だった。

「問十二 夜空の青を微分せよ 街の明りは無視してもよい」(川北天華)

数年前にとある高校生によって詠まれ、今もリツイートさ続けている短歌。最初に発表されたのは2011年、京大短歌でのことだという。

この歌を見た時のことは少しだけ覚えている。歌稿に手書きで書かれていた。京大短歌のホームページの「歌会の記録」によると2011年4月15日のことだったらしい。
綺麗な歌だとは思ったが、別に歌会での評価がそんなに良かったわけではなかったことは覚えている。作者はその時歌会に新入生として参加していた。「高校生の時に作った作品で一番評価が分かれた問題作を持ってきました!」と作者が悪戯っぽく笑いながら言っていたことは覚えている。その後、彼女は京大短歌に在籍していたが、年が暮れる頃に休会したいという旨の丁重なメールを送って去っていった。

日々の音色とことば
https://shiba710.hateblo.jp/entry/2015/09/18/101855


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集