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癌発見までの経緯【3】|妊娠中、夫が癌になりました。【4】全文無料
前回の記事にスキをありがとうございます!
引き続き、夫の癌発見の経緯について書いていきます。
ついに夫の体調不良の原因が明らかに…!?
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癌発見までの経緯【3】
内視鏡検査
検査前日の夜。
夫はクリニックから頂いた検査食を食べ、下剤を服用。
1月21日、検査当日。
朝から腸管洗浄剤を飲みました。
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薬剤を2Lの水に溶かし、コップに注ぎ10~15分かけて飲んで排便する。
これを便の色がなくなるまで繰り返します。
この行程がきつそうできつそうで…。
終始、苦虫を噛み潰したような表情の夫の横で、私は何もできず
「大丈夫?」
「つらいね」
「もう少しだよ」
と、ただ声を掛けたり様子を見たりすることしかできませんでした。
夫からの電話
11時頃、夫は病院へ向かいました。
そして14時半、夫から電話がありました。
「帰るコール」はいつもLINEなのに、電話なんて珍しい。
「おけいはん、今から病院に来て。」
「どうしたの? 何かあった?」
「先生が検査の結果、家族にも話したいって」
「家族にもって…。なにか良くない結果だったの?」
「…。」
「Mさん?」
「…。」
「Mさん!」
「俺…癌だって。大腸癌…。」
視界が真っ白になりました。
まさか。
どうして。
まだ30代なのに。
とにかく落ち着いて病院へ行こう。
事故を起こすことのないように。
浮き足立った身体を必死で抑えて、車を走らせました。
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