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#ヘヴィメタル

2021年10月に聞いていたアルバム

2021年10月に聞いていたアルバム

 まとめ忘れていたのを次々と書いていく。今月末には1年の総括をしたい。10月は豊作だったようだ。

A VIEW FROM THE TOP OF THE WORLD / DREAM THEATER

 歌メロで聞かせる曲の多い一聴してわかりやすいアルバム。個人的にはもっとアッパーなメロディが多くてもいいと思うが、これはこれで楽しんで聞ける。

IN THE COURT OF THE DRAGON

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2021年9月に聞いていたアルバム

2021年9月に聞いていたアルバム

 なんで今頃になって9月の話題!? それはまとめ忘れていたから。

SENJUTSU / IRON MAIDEN 時間をかけ、重厚かつ大作志向の方向性を打ち出してきたアルバム。それでいてアイアンメイデンらしい音楽的手法に溢れている聞き応え十分の作品に仕上がっている。

GOD IS PARTYING / ANDREW W.K. ヘヴィかつドラマティックな展開が美味しい。どの曲も憂いのあるメロディが

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VIRUS / HAKEN

VIRUS / HAKEN

 以前noteにも記事を書いたHAKENのニューアルバム。実は6月にはリリースされていたが、ようやくサブスクリプションのストリーミングサービスにもお目見えしたので、アルバム通しで聞いている。

 何もこの時期にこんなタイトルでアルバム出さなくても、という意見もあるやもしれぬが、それはサウンドの本質ではないので置いておくとしよう。相変わらずのHAKEN節というか、プログレとしか形容しようがない複雑な

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OPEN SOURCE / KIKO LOUREIRO

OPEN SOURCE / KIKO LOUREIRO

 MEGADETHのギタリストキコ・ルーレイロがソロアルバム『OPEN SOURCE』を発表した。キコ・ルーレイロとしては5枚目のソロアルバムとなる。

 キコ・ルーレイロは、もともとブラジルのメロディックパワーメタルバンドANGRAのギタリストだった。1993年に登場したANGRAのデビューアルバム『ANGELS CRY』はかなりのインパクトを持ってファンに迎えられた。HELLOWEEN直系のよ

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LEGENDARY TALES / RHAPSODY

LEGENDARY TALES / RHAPSODY

 noteにヘヴィメタルの記事を書いている人はほとんどいないと思っている。しかし、今日は素晴らしい記事を見かけた。

 この記事に登場する『エメラルド・ソード』が収録されているアルバム『SYMPHONY OF ENCHANTED LANDS』がリリースされた当時、ラプソディ・オブ・ファイアは、まだラプソディという名前のバンドだった。

 そのラプソディが、『SYMPHONY OF ENCHANTE

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メタルなラジオ番組をずっと聞いていきたい

メタルなラジオ番組をずっと聞いていきたい

 その昔、ラジオの深夜放送が大好きだった。みんなが寝静まった夜中に、ひとりでラジオに耳を傾け、まだ知らぬ音楽に出会う、その瞬間はなんとも言えない秘密めいた魅力に満ちていた。

 学生時代に『ヘヴィメタルボンバー』というラジオ番組を聞いていたことがある。ヘヴィメタル評論家の和田誠(イラストレーターとは別人)と古田新太がパーソナリティを務める、どちらかと言えば日本人好みのメロディアスなメタルにターゲッ

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BURN 紫の炎 - DEEP PURPLE

BURN 紫の炎 - DEEP PURPLE

 人生を変えたアルバム3枚のうちの1枚。ちなみに、あとの2枚は『ODYSSEY - YNGWIE J. MALMSTEEN`s RISING FORCE』『DIFFICULT TO CURE - RAINBOW』で、すでにnoteで紹介済みだ。

 この3枚のアルバムの何がすごいって、特に文献や(当時インターネットもなかったので)その他の情報に頼ることなく、レンタルCDを手当たりしだいに借りていた

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RUN RIOT / OUTRAGE

RUN RIOT / OUTRAGE

 OUTRAGEは、ちょうど僕がメタルを聞き出した頃、(メジャー)デビューしたばかりだった名古屋のバンドだ。

 デビュー当時のOUTRAGEを、僕はスラッシュメタルというくくりで理解していた。もちろんあながち間違ってはいないのだが、その頃スラッシュメタルをあまり好きではなかった僕は、OUTRAGEの曲をほとんど聞かずに来てしまった。

 そんなOUTRAGEの曲を初めて「いいじゃないか!」と思っ

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DIFFICULT TO CURE - RAINBOW

DIFFICULT TO CURE - RAINBOW

 レインボーのアルバム『DIFFICULT TO CURE』、邦題はアルバム1曲目のタイトルを取って『アイ・サレンダー』だ。1981年発表。

 あるレンタルCD店で流れた、その"I Surrender"を聞いて、一発で虜になってしまったアルバムで、僕にとっては人生を変えた3枚のアルバムのうちの1枚だ。(ちなみに、1枚は以前紹介したイングヴェイ・マルムスティーンの『ODYSSEY』だ)

 レイン

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TALES FROM THE TWILIGHT WORLD | BLIND GUARDIAN

TALES FROM THE TWILIGHT WORLD | BLIND GUARDIAN

 ドイツの老舗バンドBLIND GUARDIANの昔懐かしいアルバムを聞いていた。1990年発表の3rdアルバムだ。

 1988年にデビューし、今もコンスタントにアルバムをリリースしているBLIND GUARDIAN。現在の彼らは、非常にドラマティックで大仰、コーラスと分厚いギターサウンドでファンタジックな世界観を全面に押し出した楽曲をエピカルに演奏する、ジャーマンメタルを代表するバンドである。

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ODYSSEY - YNGWIE J. MALMSTEEN`s RISING FORCE

ODYSSEY - YNGWIE J. MALMSTEEN`s RISING FORCE

 もう30年ぐらいヘヴィメタルを聞いている。そのきっかけになったのが、このアルバムだ。ある意味、人生を変えた1枚と言っていい。実に懐かしい。

 当時、レンタルレコード(!)から、そろそろレンタルCDに切り替わった時期で、学生だった僕は、ほぼ毎日新しい音楽を探してCDを借りまくっていた。ジャンルも、アーティストもでたらめに、棚の端からCD借りていくみたいな感じで、本当にいろいろな音楽を聞いた。有り

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