クレームの地域性~東京
国民性があるように、日本の中でもその地域その地域によって人柄に特徴があります。
特定の県や地域だけを対象にしているコールセンターだと、その中でも◯◯市は~だ、▽△市は~な人が多い、という特徴があるようです。
食べ物・風習が異なるように、地域によっても異なるクレームについて書いてみたいと思います。
もちろん、大阪にお好み焼き屋とたこ焼き屋が多いからといって、大阪人の誰もが粉もん好きとは限らないでしょうから、その程度のお話と思って読んでみてください。
いや、こんなのもある、この解釈は間違っている、などありましたら、バンバンご教示願います。
まず、東京。
生粋の東京人なのか、地方から東京へ出てきた人なのかは確かめようもありませんが、住所が東京で、地方の訛りが無い人。
論理的な矛盾が許せず、自分の“企業たるものこうあるべき”という主張にこだわります。
女の子が可愛い声で甘えてごまかすなどもってのほか、相手のこだわりを解決する代わりに「紛らわしい文面でご迷惑をおかけしましたので、お詫びの気持ちとしてノベルティグッズをお送りします。よろしければご住所を…」などとやると「オレがもの欲しさにこんなことを言っていると思っているのか!何がどう紛らわしいと思っているのかきちんと説明してみろ!」と激怒されてしまいます。
しかし、真っ直ぐで悪気はなく、「お手元にパッケージはございますか?」と聞くと素直に「ある。何も捨ててないぞ。」と答えてくださいます。
そこで「では右の側面にある、3段落目を読んでみていただけませんでしょうか。」とお願いすると電話口で読んでくださいます。
「“一度開封したものはいかなる理由があろうとも返品できかねます”なるほど、ここにこんなことが書いてあったのか」と納得してくださいます。
そこで「お読みいただいてありがとうございます。それでは、マニュアルに乱丁があったという件につきましてはマニュアルの交換という対応と…」と説明すると了承してくださるのです。
ただしごまかしは効きませんので、会社としてのきちんとした姿勢が問われることになります。
では、また。
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世界や自分自身をどのような言葉で認識するかで生き方が変わるなら、敬意を込めた敬語をお互いに使えば働きやすい職場ぐらい簡単にできるんじゃないか。そんな夢を追いかけています。