「シンプル英語」とその落とし穴… #1

皆さんは、こういう言葉を聞いたことがないでしょうか?

英会話は、簡単でシンプルな英語で十分

英語には難しい単語、文法、表現などがありますが、「簡単でシンプルな英語でも、十分に会話ができる」という意味です。

その簡単でシンプルな英語=シンプル英語には、沢山のメリットがあり、私自身も実践してきました!

しかし、私はシンプル英語に頼り過ぎるあまり、自分がいつの間にかにその「落とし穴」にハマっていることに気が付いていませんでした…

このテーマでは、シンプル英語のメリットとその落とし穴についてお伝えしていきます。良かったら、皆さんの英語学習の参考にしてみて下さい(^_^)


シンプル英語とは

初めに、シンプル英語とはどのようなものか、お伝えします。

様々なパターンがあると思いますが、ここでは「簡単な単語」「シンプルな文法」「言い換え」の3つを紹介します!


簡単な単語

まず、「簡単な単語」の使い方です。

難しい単語
→starving
シンプル英語
→very hungry

「starving」は「hungry」より強い空腹を表します。

より強い空腹ということは、完全にイコールではありませんが、「very hungry」とすれば意味が伝わります。

多くの場合、難しい単語には「似た意味の簡単な単語」があります!

シンプル英語では、それらで代用することで、必ずしも難しい単語を使う必要がなくなります。


シンプルな文法

次に「シンプルな文法」です。

難しい文法
→London is the city that I've visited which I like very much.
シンプル英語
→I visited London. I liked it very much.

一つの英文の中で沢山のことを伝えるのは、より難しい文法力が必要になります。

1つ目の文では関係代名詞の「that」と「which」を2つ使った、関係代名詞の二重限定という、難易度の高い用法です(>_<)

こちらも完全にイコールではないですが、文を細かく分けることで、より簡単に言いたいことを伝えられます!

2つ目の文なら、中学生でも伝えることが出来ます(^_^)


言い換え

最後に「言い換え」です。

難しい表現
→What's your nationality?(あなたの国籍は何ですか?)
シンプル英語
→Where are you from?(あなたはどこの出身ですか?)

英語を話していると、「英語で国籍ってなんていうんだろう?」や「学んだはずなんだけど、思い浮かばない!」となることがありますよね(^_^;)

このような時は、同じような意味の表現に言い換えてしまえば大丈夫です!

英語力に関わらず、誰しも言葉が出てこないことはあります…そんな時は、この「言い換え」を使えば、焦ることなく会話を進めることが出来ます^^


Paraphrase(パラフレーズ)

このように、難しい英語でも「シンプル英語」に言い換えることで、より簡単に英語を話したり、沢山のことを表現できるようになります!

英語では、この言い換えのことをParaphrase(パラフレーズ)と言います。

普段の英会話で「語彙力がなくて上手く伝えられない」や「どう伝えて良いかわからず、言葉に詰まってしまう…」という方は、ぜひ参考にしてみて下さい!

これが出来るだけで、実際の英会話でのパフォーマンスはかなり変わります(^_^)


次回に続く

今回は、「シンプル英語とは」というお話をしました。

それは、英会話においては重要なParaphrase(パラフレーズ)を上手く活用することです。

次回

シンプル英語の具体的なメリット

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