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【絵本】『十二支のおはなし』

明けましておめでとうございます。

今年の干支は「うさぎ」。
年始が近づくと、干支モチーフの正月飾りがあちこちに見られ賑やかになりますね。

さて、今回はそんな干支の絵本『十二支のおはなし』をご紹介します。


あらすじ

お正月に神様のところへあいさつに行くことになった動物たち。ちゃっかりもののねずみは牛の背にのり、門の前で一足先にゴールイン。一番最初はねずみ年になった…。

出版社からの内容紹介

感想

内田麟太郎さん×山本孝さんの描く十二支。

それぞれの特徴を捉えデフォルメして描かれた十二支と、ユニークな神様や門番。
個性豊かなキャラクターが面白い。

動物達がレースを競う様子は、迫力とスピード感があって爽快でした!

物語としての面白さがありながら、「十二支の所以」や「猫とネズミの仲違いの理由」もちゃんと書かれていて、行事絵本としても◎

内田さんの作り話だとは思うのですが、
さるいぬが「犬猿の仲」というほど仲が悪いので、とりが仲裁に入り申酉戌の順でゴールした
というエピソードは「うまいっ!」と思いました。

新しい年を迎えるにあたって、干支って何?というお子さんと一緒に読むのにおすすめの一冊です。

うちの息子は、十二支の順番はあやふやですが、自分とパパママの十二支をすっかり覚えてしまいました。
「ママは○年生まれ」って外では言わなくていいからね…!

ちなみに、私は干支の作品といえば漫画『フルーツバスケット』が思い浮かぶ世代です♪

***

去年は、コ○ナに感染した投稿が最後になってしまいました。

その後、夫の感染は防ぐことができ、私も無事に療養期間終了。
家族で新年を迎えることができました。

コ○ナにもヒトメタニューモウイルス(11月に息子と私が感染)にも罹らなかった夫の危機回避力、恐るべし…。

去年noteでご縁のあった皆さま、ありがとうございました。
今年もどうぞよろしくお願いします。

書誌情報

『十二支のおはなし』
作:内田麟太郎
絵:山本孝
出版社:岩崎書店
発行年:2002年

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