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【展覧会・絵本】『ポケモン化石博物館』&『ポケモンのしま』

ポケモン化石博物館展を観に行きました。
※12月中旬に行きました。

展覧会『ポケモン化石博物館』

【展覧会について】
人気ゲーム『ポケットモンスター』シリーズに登場するふしぎな生き物「ポケモン」にはカセキから復元されるポケモン(以下「カセキポケモン」と呼ぶ)がいくつか知られています。この展示は、「カセキポケモン」と私たちの世界で見つかる「化石・古生物」を見比べて、似ているところや異なっているところを発見し、古生物学について楽しく学んでいただくものです。ポケモンの世界の「カセキ博士」とお手伝いの「発掘ピカチュウ」、私たちの世界の博士たちの案内で展示をめぐり、それぞれの世界の「かせき」をじっくり見比べてみましょう!

大分県立美術館HPより

カセキから復元されるポケモン「カセキポケモン」と、その元ネタ(?)である「化石・古生物」を比較展示した展覧会。

ロビーでは発掘ピカチュウがお出迎え。
かわいい♡

ポケモンは、いろんな動物・植物・架空の生物が元になっているんだろうとは思っていたのですが、まさか古生物を元にしたものまであるとは!

実際の古生物と比較すると、似ているところもオリジナリティを出しているところもあり、ポケモンの世界の奥深さを感じました。

私も息子もアニメ「サン&ムーン」と映画を何本か観たくらいでポケモンには詳しくないのですが、めちゃくちゃ楽しめました。

トリデプスの骨格イメージ模型。
トリケラトプスが元になっているのかな?
アマルガサウルスの骨格標本(左)と
アマルルガの骨格イメージ模型(右)

絵本『ポケモンのしま』

大分会場では、大分出身の絵本作家ザ・キャビンカンパニーの絵本『ポケモンのしま』の原画も展示されていました。

絵本の文章を息子に読み聞かせながら原画を観ていったのですが、その内容にウルッときてしまい…。

こどもと、元こどもの、ポケモン創作絵本ある日、小舟に乗ってポケモンの島へやってきた男の子、ゆめたくん。
きょうは なにして あそぼうか? 
ポケモンたちはゆめたくんとすぐに仲良くなって、毎日ポケモンの島じゅうをかけめぐって遊びます。空を飛び、穴を掘り、野原で昼寝し、カレーを食べて・・・・・・。
楽しい時間はあっという間に流れて、気づくとゆめたくんは大きくなり、ついに訪れるさよならの日。一緒に過ごした日々は忘れないと約束します。
そして、また長い月日がながれたある日・・・・・・。

出版社からの内容紹介

ポケモンの島を訪れていた「ゆめたくん」は、きっと、かつてポケモンにハマっていた大人達の少年時代。

私はポケモン世代でありながら、実はポケモンのアニメもゲームも馴染みがありません💦

ですが、ポケモンに限らず、誰しもが幼い頃に夢中になっていたもの、そして成長とともに忘れてしまったものがあると思います。

そんな思い出のものへの懐かしさと切なさを、この絵本を読んで感じました。

ぬいぐるみやグッズもたくさんある中で、息子は絵本を欲しがりました。

ポケモンが題材になっているとはいえ、絵はザ・キャビンカンパニーさん独特のタッチで描かれ(これがまた味わい深い)、内容も大人向け。

それでも、息子の中で何か光るものを感じたのかな。私も気に入ったので購入しました。

ポケモンや古生物への興味が広がった展覧会と、素敵な絵本との出会い。
息子とともに充実したひとときを過ごせました。

書誌情報

『ポケモンのしま』
作:ザ・キャビンカンパニー
出版社:小学館
発行年:2020年

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