スケールよりも"スタイル"。そんなヒトたちや会社を応援したいという話。
スケールよりも、スタイル。
つくるだけでなく、ともに楽しむ。
売るだけでなく、つながる。
そんな"楽しみ"をつくり出す人たちのために。
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「キャッシュレス決済サービス」であるCoineyを手がけるコイニー社と、「オンラインストア開設/運営サービス」のSTORES.jpを運営するストアーズ・ドット・ジェーピー社が経営統合して生まれた新会社。
それが株式会社ヘイ。
そのヘイが、「誰のために僕らは存在するのか?」という想いをまとめたのが、上記の言葉です。
先日、会社見学会に参加させていただいた際に、お話されていたのですが、正直、痺れてしまった…!
僕が、大切にしていきたい人たちや、応援していきたい会社って、まさにこの文章に集約されていると思っていて、自分の思考がすごくクリアになった気がします。
特に、最初の一文である「スケールより、スタイル」。
もちろん、事業の継続性や発展性を考えるとスケールについて考えることは大事なのは、わかってはいるんです。
でも、スケールはあくまで手段だと思っていて、自分達の信じるスタイルを貫くために、スケールっていうのは存在するべきだと思っているんです。
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例えば、僕が大好きなヤッホーブルーイング。
『2022年には、ビール市場全体で1~1.5%のシェアを獲得したい。』
そんな目標を掲げて動いているそうです。これだけ聞くと、スケール重視の会社のように感じますよね。
でも、彼らは、「ビールに味を!人生に幸せを!」というミッションを掲げていて、日本のビール文化にバラエティを創りたいと思っているわけなんです。
日本のビール市場の大手4社が独占状態で、彼らが提供しているビールは、「一番搾り」や「スーパードライ」といった、いわゆるラガービールです。
現在、クラフトビールブームもあって、エールビールやスタウトなどを店頭で見ることも増えてきましたが、ブームの一過性で終わらせずに、コンビニやスーパーにクラフトビールの棚を定着させるには、クラフトビールメーカーで現状一番生産量の多いヤッホーが、これぐらいのシェアを獲らないと難しいという仮説のもと立てた目標だそうなんですね。
「日本のビール文化にバラエティを提供し、美味しいビールとの出会いをつくることで、みんなの人生を楽しいものに変えていきたい。しかも、それを一方的に押し付ける感じではなくて、わちゃわちゃとした楽しい感じで愉快にやっていきたい。」
そんな彼らのスタイルを貫いていくためには、このスケールが必要になってくるという話で、僕の印象としてのヤッホーブルーイングは、"スケールよりスタイル"なんですよ。
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僕が、ヘイに関心をもったのは、こちらのクラシコムジャーナルの記事がキッカケでした。
赤ペンを引きたいところが多すぎるくらい、この対談は僕にとって刺さりまくったのですが、特に印象に残っているのが、ここ。
青木:僕は「雰囲気」ドリブンのスタートアップって、構造的にダウンサイドリスクが少なくて、アップサイドは無限にあるなぁと思っていて。さっきおっしゃったとおり、ニッチで止まる状態って「ハッピーニッチ」というか、案外いい感じのまま持続していけたりしますよね。テクノロジードリブン、あるいはマーケティングドリブンのものに比べても、いきなりゼロになってしまうようなことがない。100点中の60点くらいで、のんきにやれるところがあるんだろうと。
佐藤:そうですね。60点くらいの「ハッピーニッチ」になるということはあると思います。だから、そもそもニッチになっても続けられるようなテーマを選ぶことは重要だと思うんです。自分がやりたかったことじゃないニッチで伸び悩むと、精神が辛くなってくる……。一方、それが大きくなったとき、世の中に価値観のシフトが起きていけば、とんでもなく大きな舞台に出られるでしょうし。青木さんの言う通り、「雰囲気」ドリブンのスタートアップは、何もかもなくなって会社がダメになることって絶対ないと思いますね。
なるほどなぁ…と思いました。
確かに心から自分がやりたいこと。夢中になれることであれば、結果、ニッチで止まったとしても「ハッピーニッチ」というか、いい感じの状態で続けられそうな気がする。
そうすると
やっぱり、最初にスケールを考えるのではなく、
どんな感じの働き方をしたいのか?
どんな感じの事業をしたいのか?
どんな感じの雰囲気の会社でありたいのか?
といった、スタイルをイメージしながら、そのスタイルを継続するためのスケールを考えていったほうが、良いのではないかと。
ちなみに、僕は、青木さんのコチラのnoteの記事がすごく好きなんです。
熱いですよね。なんか、これ読むと、「自分も頑張ろう」みたいな気持ちになるんですよ!
青木さんにとって、クラシコムにとって、貫きたいスタイルというのが、この『カワイイ旗』なんだろうなぁと僕は解釈しています。スケールありきでは決してない。
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最後に、ヘイのWebサイトに掲載されている言葉が素晴らしすぎるので、引用させてください。
何かを始めるのは、大きくなくてもいい。
何かを満たすことは、たくさんでなくてもいい。
何かを成し遂げることは、どこだっていい。
今や、ひとの想像力を掻き立て、経済のありかたまでをも変えていく原動力は、それが「楽しい」かどうかなのだ。
作り手と受け手、生産者と消費者、クリエイターとファン。
わたしたちは、あらゆる障害や分断を取り払うツールを提供し、あらゆる機会へのアクセスをつくりだしたい。
本当に楽しいと思えるモノやコトが、
本当に必要としている人たちをつないでゆき、
ひとりひとりにとって居心地の良い豊かな世の中へ。
すべては「楽しい」からはじまる。
Just for Fun.
この文章も、本当に痺れる…!
ジョジョ風に言うと、「さすがヘイ!おれたちが、なかなか言えない事を平然とやってのけるッ。そこにシビれる!あこがれるゥ!」ってやつです。
BASEとStores.JPの違いとか、正直よくわからないけど、「個人でECショップをつくるなら、絶対STORES.jpだなぁ…。」と思ってしまうパワーと魅力がある。
スケールよりもスタイル。
自分のスキな雰囲気のスタイルの方々を、楽しく応援することをマイスタイルにしていきたいと思う今日この頃なのでした。
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