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鬱から回復してみて

去年の7月13日。
抑うつ症状で動けなくなり、3月末まで約8ヶ月休職。
この4月より復帰して、4ヶ月乗り切り、今ここ。

相変わらず、疲れが溜まったり、人間関係で躓く際には、胸痛や息苦しさ、不眠という症状を振り返してはいるものの、ひどさも継続時間も順調に減少しているので、
まあよし。

鬱は苦しい。
でも、私の場合は、最初から最後まで、
「なってよかった」という思いは変わらない。

もちろん、人それぞれ環境も性格も違うので、みんながそうだとは思わない。

ただ、私の場合は、鬱になったのは幸いだったと心から思う。
今後再発したり、初回より酷い状態になったりしないともかぎらないので、現時点ではそうなだけかもしれないけれど。


なんでよかったか。

一番は、自分の人生についていっぱい考えることができたから。

第二に、人間としての自分について理解できたし諦めもついたから。

第三に、周りについて期待しない人付き合いが少し上手になれたから。

鬱はショックな出来事ではあったけれど、それゆえに、視野がものすごく大きく広がった。

自分の中の奢りや妬みや焦燥、執着。そういう目を逸らしたい部分にいっぱい向き合え、受け入れることができた。

子どもの頃からこまっしゃくれた子どもだった。なんでもわかった気になっちゃうような。大人になって、悪化していたことにも無自覚で。

でも、今は、ありのままの自分に、「はいはい、あんたそういうやつよね」と苦笑できるようになった気がする。

だから、よかった。鬱になって。

今、教育界で学べたこと経験したことも糧にしつつ、もう一度心理学を勉強し始めている。ゆるゆると。

少しずつここに綴っていきながら、

これからの時代、日本で生きる、人間の幸せってなんだろーとか、まったり考えを形にして行ってみたいなと思う。

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