空を見ながら思うこと。無価値な世界の好きと嫌いと無関心
悠然と広がる空が好きで、子どもの頃からよく眺めていた。
思春期の頃、学校からの帰り道、街路樹から舞う葉っぱ越しに見た夕焼けに染まり始める空。
不意に時々思い出す。
なんとなく寂しくて、なんとなく愛しい空。
『時の流れと空の色に何も望みはしないように
素直で泣いて笑う君にエナジーを燃やすだけなんです』
(椎名林檎,幸福論,1998)
見返りも何も望まずそこにただ悠然とある物に対する憧れ。生き物でもないただの光景に対して、羨ましいなんて感情を抱いていた。
ただただ意味も