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「なにもしない」をする日

メンタルの調子を崩して通院が始まってからも、なかなか休みを取ることができずにいた。「あれもしないと」「これもやっておかないと」と、気持ちは休みたいのに頭が休みを取らせてくれなかった。

リモートワークは良くも悪くも、しんどくなったらちょっと横になって休憩ができる。出社していたらそうはいかないのだが、ちょっと休憩ができるものだから多少しんどくても仕事ができてしまうのだった。

これではいつまでたっても治らないと自分に言い聞かせて、ついに丸っと一日有休を取った。何もしないと決めて、時間に追われずスマホも必要な時しか開かず、やりたいと思ったことをやりたいようにやる日。
それが今日だった。

薬の増量により目覚めが早くなってしまったもので、朝から眠くて仕方がない。子どもたちを保育園に送り出したあとは、ソファに横になってゴロゴロ。アレクサに「眠れる音楽をかけて」と頼んだら、ピアノのカノンが流れてきて聞いているうちに心地よく眠りに落ちた。

目が覚めたら体が復活していたので気になっていた除湿器を収納の中にしまうべく、片付け。Youtubeでヨガもして体を整えたあと、昼ごはんを食べに駅前に出かけた。
天気が良くて、自転車を漕いでいたら風がとても気持ちよかった。

残念ながら駅前は人が多くて疲れてしまい、お目当てのお店も席が埋まっていたのでテイクアウトでパンだけ買って帰ってきた。
最近ワンプレートランチにハマっていて、リベイクしたパンとサラダをわさわさ盛り付けて完成。好きなパンを好きなだけ食べられる至福のランチとなった。


これを食べたらおやつはいらない

食後は再びひと眠り。どうやらよほど睡眠が足りていないようで、小一時間ほど眠ってもまだ眠かった。寝すぎたからかな。
読みかけの本を読みながら頭を起こして、今日初めてパソコンを立ち上げこれを書いている。

「なにもしない」をする日。とはいっても、結局何かはしている。
ただその何かが、自分の「やりたい」気持ちですることなのか、「やらなくては」という義務感でやっていることなのかで、疲労感に雲泥の差があることを学んだのだった。

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