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【家ごはん】子どもが嫌いな野菜ナンバー1はこうして克服された

わが子たちは例にもれなく野菜が苦手だ。
特にピーマン、きゅうり、ほうれん草、レタスなど緑っぽい野菜はかなりの割合で拒否される。

そんなわけで夕食時の副菜は、にんじんなど子どもたちが食べられるものと、大人用の渋い野菜系のものを分けて出していた。


「それ、食べてみたい!」と言ったもの

その日もいつものように子どもたち用の副菜にこんにゃく炒め、大人はピーマンの塩こぶ和えを出した。
するとそれを見た長男さんちゃんが「それ、食べてみたい!」とピーマンを指して言った。

「え?ピーマンだけど食べられるの?」
「僕ピーマン食べられるよ!」
と言うので少しお皿に乗せてあげるとぺろりと一口で食べた。

「おいしい!!もっとちょうだい!!」
とおかわりを催促。
なんでもお兄ちゃんのまねっこ時期の次男べえさんも
「僕も食べる!!」とねだるので同じくお皿に乗せると
「あまーい!」と言って食べた。

これは奇跡の1回かもしれないと思い、数日後もまた出してみたのだがこの時も「食べたーい!」と言って2人ともしっかり食べた。
先日のピクニックのお弁当に入れた際も完食だった。

作り方に秘訣があった

今までは見向きもせず、出しても一口も食べなかったピーマンなのに、どういった心境の変化なのか。

これには作り方と見た目にポイントがあった。

  1. 塩こぶがわかりやすく混ざっていたこと

  2. レンチンなのでピーマンの甘みが立っていたこと

子どもたちは塩こぶが好きだ。
白いご飯を食べるのが嫌な時は、きなこか塩こぶをご飯に混ぜると食べられたりする。
なのでピーマンに塩こぶが混ざっているのを見て、食べてみたい!と思ったようだ。

そして食べてみると、思いがけず甘かった。これはレンチンしたピーマンが思いがけず甘くなるからだと思われる。
独特の苦みが消えて甘みが出るので、苦手な子どもたちにも食べられた。
苦手な野菜を克服できたことは、子どもたちの自信にもなったようだ。

超時短お手軽レシピ

このピーマンの塩こぶ和えは作り手にも優しい。

  1. ピーマンを適当に切る

  2. 電子レンジ600Wで2、3分温める

  3. ごま油と塩こぶ適量をかけて和える

これだけ。
ほかのおかずを作っているすき間時間にできあがるお手軽レシピだ。
先日は最近一緒に料理をしたいべえさんと一緒に作った。
ピーマンは種を取れば手でも千切れるので、べえさんにピーマンをほど良い大きさにちぎってもらい、レンジでチン。
塩こぶとごま油をかけて、混ぜてもらった。

自分で作ったおかずを食べられて、べえさんはとてもうれしそうだった。

「これは子どもは食べないだろう」という思い込みを捨てて、「食べられなくて当然、食べたらラッキー」くらいの気持ちで食事を出してみるのもありかもしれない。

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