岡村靖幸×小出祐介のノンフィクション〜愛はおしゃれじゃないし、始まりはこの曲じゃない
◇3.29 関ジャムで岡村靖幸特集！
3月23日未明、関ジャムの次回予告を観てのけぞってしまった女がここに一人。愛おしゃを岡村ちゃんと関ジャニがセッションって！あなた！
ジャムセッションでは…
岡村靖幸と、ボーカル丸山・ギター/ボーカル安田・ドラム/ボーカル大倉が、岡村靖幸の名曲「愛はおしゃれじゃない」を演奏！岡村靖幸と丸山の熱い掛け合い、全員での歌唱に注目！
すみません、どうして小出祐介さんは呼ばれなかったのでしょうか？？セッションもして欲しかったけど、スタジオトークでも岡村靖幸について引くほど解説してくれたと思うよ？？（褒めてる）
愛おしゃ、僕は色んな人が歌ってくれるの超嬉しいんですよ、デュエットソングですからバリエーションが生まれるの最高です。岡村さんは岡村さんの、僕はバンドでもやりますし、で、何年かに一度オリジナルの二人でやって、やっぱオリジナルも良いよね〜となってもらえたら。笑
— Base Ball Bear 小出祐介 (@Base_Ball_Bear_) March 24, 2020
愛おしゃやるじゃん〜 https://t.co/iEbd91X9zT
— Base Ball Bear 小出祐介 (@Base_Ball_Bear_) March 24, 2020
許し難い事実(笑)に打ち震えながら、予告でチラッと映った岡村ちゃんと丸ちゃんの楽しそうな様子に期待が高まり…本番も無事最高でした。たっちょんもヤスも歌うし、原曲に無いヤスのギターソロも素敵だった…。この曲ならキャラ的に丸ちゃんなんだよね〜モテたいぜって歌いながら「愛ってやつはコレクションでもファッションでもないでしょ」って笑いかけてもらいたいぜ君にだけに…。いやしかし小出氏のコメントVTRだけでも出しては頂けなかったのだろうか（しつこい）
「愛はおしゃれじゃない」のクレジット（たしかアルバムで誤植があったかなんかでややこしくなっちゃってるんですけど）『作詞 小出祐介 作曲・編曲 岡村靖幸』です。
— Base Ball Bear 小出祐介 (@Base_Ball_Bear_) March 29, 2020
ちなみに関ジャムでBase Ball Bear特集も是非して頂きたい所ですが（まあせめて2010年代の邦楽ロックとか）小出氏はどちらかと言うと何かの解説側で呼んでほしいんですよね…女性アイドル特集とか、昭和の歌謡曲特集とか、まあ関ジャムとは趣旨違うんだけど映画（特にホラー特集）とか…。まじで掘り下げた知識量も凄いし喋りにオチがちゃんとつくし、色んな所で「落語家みたい」って言われてるんですよ…喋るのが苦手なバンドマンも居る中で、喋れるどころかトークが上手いって相当なアドバンテージなんだけどなぁ。業界の皆さんお願いします！
それでは以下、岡村靖幸×小出祐介の曲たちについて！愛おしゃ以外も聴いてみて欲しいのです🥺💓
◆愛はおしゃれじゃない
もう6年前の曲だという事実に改めて吃驚…。はじめて聴いた時は何言ってんだろうと思ったし、岡村ちゃんのクセが強すぎて受け入れ難かった(笑) 敬愛する人と一緒に仕事できる小出氏カッコいいな、くらいの気持ち。聴けば聴くほど、リスペクトを持って寄せることの難しさに感服。
作詞：小出祐介、作曲：岡村靖幸。ちなみにジャケットの絵は久保ミツロウ。「久保みねヒャダこじらせナイト」のテーマソングでした。
恋愛はファッションじゃないし、現実はおしゃれにはいかないよ、って二重の意味に感動した。そして繰り返される＂モテたいぜ君にだけに＂。この「男の子」感が岡村ちゃんの魅力なんだなぁと。
↓当時の＂製作ノート＂まとめ📕
そして、この曲のMVは、岡村ちゃんのライブに小出氏がサプライズで登場した時の映像！改めて観たんですが、いや岡村ちゃんも勿論素敵なんだけど、小出氏の色気、半端なくないですか？ 30歳になる年の夏だと思うんですが色んな意味でクラクラする…新鮮にときめける自分が怖い…横顔が綺麗。そして岡村ちゃんのクセが強い（二度言う）。ベイベたちに迎え入れられてる小出氏が可愛い。笑
ベボベは体制も変わってしまったけど、制約を取っ払った今こそ、また絡みがあったら嬉しいなぁ。
◆ラブビデオ
愛おしゃはシングルとして発売されていて、そのB面曲は『ラブビデオ』。こちらも作詞：小出祐介／作編曲：岡村靖幸。こちらはAV監督のカンパニー松尾氏が岡村ちゃんをイメージしたビデオ作品を小出氏がオマージュして書いた曲…説明だけでカオス。でも歌詞は良い意味で、普通のラブソング。
検索したら結婚式の余興で歌ったという呟きもちらほら目にしました。最後が特に秀逸で、上手いこと言うの得意な小出氏すき…！ってなる。ラブビデオ撮りたいな！（白目）
＂撮りたいな ふたり老けたってさ
撮りたいな きっとずっと一緒だよ
撮りたいな 君の人生撮らせりゃ右に出る者はいない!＂
＂君が大好きだよ 君を愛してるよ 誰よりも 愛してるから
「変わらないで」なんて言いやしないよ僕
変わりゆく君を見つめていたい
そして 忘れたくないんだ 君と僕のストーリーを
いつか ふたりで観たいな 僕らのラブビデオ＂
◆君はノンフィクション
これです。この曲こそが、愛おしゃが生まれたきっかけ！岡村ちゃんがプロデュースしたベボベの曲、リリースはもう8年前…！当時は「禁じ手」だったシンセサイザーを初めて使ったこの曲と同時に作られたのが『愛はおしゃれじゃない』の原型になったそう。
初恋の人がAV女優になってしまい、気持ち良さそうな様子が気持ち悪い4:3の映像を観ながら思い出す、You are "my" NONFICTION.
ちなみに収録されていたセカンドミニアルバム『初恋』のジャケ写を撮ったのがカンパニー松尾氏。聴いていただければ分かりますが、むしろこっちが『ラブビデオ』。表題曲の『初恋』は映画『図書館戦争』の主題歌だったんだけど、君はノンフィクションの方に寄せたんだなっていう。笑
「君はノンフィクション」の歌詞に関しては、色々と想像してみてください。今回の作品のパッケージも、ヒントの一つです。 http://t.co/uPmhOjxl
— Base Ball Bear 小出祐介 (@Base_Ball_Bear_) July 15, 2012
↓当時、ベボベのレギュラーラジオのコーナーに岡村ちゃんが来た回のテキストアーカイブ。
一時期は映画監督になりたかったという小出氏はAVにも造詣が深く、『AVを見た本数は経験人数に入れてもいい』という迷曲をバカリズム氏と作ってました。最終的には「バズリズム」内で【振り付け：三浦大知×作詞：バカリズム×作曲：ベボベ小出祐介】のトンデモ構成に…ここまでくると、逆に名曲。笑
愛おしゃで気になったかも…？という貴方に、是非とも聴いていただけます様に！！
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