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テント泊装備紹介

日本最後の秘境4日間での装備紹介


装備一覧

入山時の全装備重量、11kgオーバー
下山時の全装備重量、約9.5kg

もっと軽量化することは簡単、でも、軽さだけではなく、快適、便利を残しつつ装備を選んでいる
あと、装備に対しての考え方は日々変わっていく
これが決定版ではない

大物をメインで紹介していく
これは何?あれは何を使っているの?とかあればコメントください
できる限り答えます


食料

雲ノ平三泊四日の食料
これに初日の朝食、昼食、二日目の朝食をコンビニで追加が全食料
昼食は全て小屋で取る計画


ザック

ULという言葉が流行り始めた頃、ザックは軽くなければならず、ウエストベルトも省いた肩荷重のみのザックが主流になっていたと思う
俺もそうなんだと鵜呑みにし、肩荷重のみのザックでテント泊登山をしていた

1、2泊だと、総重量は9kg台ほどと、それほど重い部類ではないと思うが、肩が痛くなるのはもちろん、血が滲んでくるのだ
血が滲んでくるのは、俺が極度の撫で肩で、過去に両鎖骨骨折経験があるのが理由なのかと思っている
ただ、肩が痛くなるのは、山で話した人、ネット上ではよく聞くので、肩荷重のみのザックの宿命のような気がする

ドイターの上記リンクに、バックパックの正しい背負い方が書いてある
そこには、ウエスト7、肩3の割合で荷重をかけるのが理想的であるとある

たとえば、ザック総重量を重たい20kgとしよう
上記割合で計算すると、肩には6kgの荷重しかかけてはいけないことになる
肩荷重のみのザックで、総重量6kgを超える場合、大型バックパック以上、肩に負荷がかかると想像できる

しかし、そこまで軽くできる人はそう多くはない
できたとしても不安な装備になることも多いだろう

総重量6kg以上の肩荷重のみのザックが向いている人は、強靭な体を持っている人、行動距離の短い山歩きの人であり、それ以外の人は、フレーム入り、ウエストベルト付きザックを選ぶのを勧める
たったそれだけで肩のトラブルから解消される

俺の経験だと、フレーム、ウエストベルト付きならば、11kgでも長距離を快適に歩くことができる

11kgなんて、昔のテント泊装備から考えたら軽いんだから、肩荷重のみのULザックでいいんだよ
じゃなく、
軽い荷物を、フレーム、ウエストベルト付きで更に快適に
これが現在のザックのスタンダードなんだと思う

Rab Muon40 雲ノ平周回時のパッキング

サックはRab Muon40

実測重量960g
金属製フレーム入り
ウエストベルト付き
ウエストベルトはザックも引き付ける二重構造フィット感、安定感は抜群
ウエストポケットはないが、通気を妨げるので個人的にはない方がいい
グレーの背面パッド自体に通気性はないが、小ささ、形状により、通気性は良好
ショルダーベルトは背中を包み込むような構造
ショルダー、ウエスト、背面のメッシュ部は、通気性良好
背面上部にはファスナーポケット、内部にもファスナーポケットとキーチェーン
比較的価格が安い

わかりやすく解説すると、大手ザック専門メーカーの背負心地、使い勝手をそのままに、いや、それ以上の背負心地にし、重量を960gに押さえている

ガレージブランドを含め、現在では、フレーム入りウエストベルト付きULザックはたくさん増えてきている
でも、背面が通気の悪い布地のままだったり、とりあえずウエストベルトがついているだけだったり、ポケット類が少なかったり、もう少しなのになと思うザックが多い

Muon40は、Rabの本気が詰まったザック


テント

モンベル ドームシェルター1

西穂高のテント場にて

ステラリッジ、ツエルト1、ボックスツエルト、ドームシェルター1を持っているが、アルプスに行くときはドームシェルター1と決めている
低山ではボックスツエルト、これは大好きなので別記事書けたらと思っている

アルプスのテント場は稜線付近が多く、強烈な風雨に見舞われることがある
そこにツエルトは心もとない

だからといってダブルウォールは重量がかさむ

その良いとこ取り、風雨に強いドーム型、軽いシングルウォールのドームシェルター1に行き着いた

重量は800gを切っている

シングルウォールといえば結露、朝方、顔に雫が降ってくることもある
朝起きてすることは、まずはシェルター内で濡れないためにカッパを着る事
過酷に思えるが、今となっては、だから何?だ

どうせ寝るだけ、歩いているときが軽くて楽しい方がいいに決まってる

デメリットは、ポールを立ち上げる時にコツがいる
現行ドームシェルターはここが改善されているが、5万円を超えてしまった
俺が買った物は3万円台だった
良い買い物をした


シュラフ

モンベル ドライシームレスダウンハガー900#3

シングルウォールを使うようになってから、シュラフの濡れが気になるようになった
一泊ならいいのだけど、二日目が湿ったシュラフは嫌だ
シュラフカバーを使うと良いと話を聞くが、それを持っていくと150g以上の増量となる
シュラフカバー内に結露も起きるらしい
意味ないじゃん

そこで防水シュラフ、ゴアの重量増をカバーするのは900フィルパワーのダウン

557g


マット

山と道 UL PAD 15+ 100cm

言わずとしれた名品、これより優れているマットってあるのかなって思う

過去に他社のエアをいれるマットを使っていたことがあるけど、縦走中に剥離してつらい目にあった
それからはクローズドセルマットしか使っていない

これ以外に自作3mm厚マット47gを持っていっている
行動中は折りたたんで座布団、シェルター内では二つ折りにして足元用マットにしている


バーナー

ジェットボイルスタッシュ

エスビットも持っている
中華バーナーも持っている
軽いからだ

ジェットボイルスタッシュが登場した
え?この軽さ、燃費の良さ、使い勝手の良さ考えたら、縦走時はこれ一択じゃね?
です


以上、大物を中心に書いてみた
今後追加や追記をするかもしれない
質問等あれば何なりとどうぞ

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