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走れなくても、大丈夫。10分歩くだけで生まれ変わる『ラッキング』の奇跡

運動不足を感じているけど、ランニングはちょっと……そんなふうに思ったことはありませんか?走るのが苦手、膝や腰に負担がかかるのが怖い、単調な運動が続かない――そんな悩みを抱える人にこそ試してほしいのが「ラッキング」という新しい運動習慣です。私はかつて運動不足に悩んでいたものの、ランニングにはどうしても馴染めず、何か別の方法はないかと探していたところ、この「ラッキング」に出会いました。

ラッキングとは、リュックを背負って歩く「リュック+ウォーキング(rucking)」を組み合わせたフィットネス方法のことです。特にアメリカの軍隊や特殊部隊のトレーニングとしても採用されており、背中に適度な重さをかけることで、通常のウォーキングよりも負荷を高め、効率よく筋力と持久力を鍛えられるのが特徴です。私自身、最初は「ただ歩くだけなのに、そんなに効果があるの?」と半信半疑でした。しかし実際に試してみると、その効果に驚かされることになりました。

最初に挑戦したのは、自宅から最寄りの公園までの往復4キロのラッキング。リュックには3キロ程度の水のペットボトルを入れ、いつも通りの歩くスピードで進んでみました。すると、開始から10分ほどでじんわりと背中や脚に負荷を感じるようになり、思った以上に体が温まっていきました。走っていないのに、心拍数が程よく上がり、全身が活性化していく感覚がありました。普段のウォーキングとは違い、肩や背中、体幹を意識することになるので、自然と姿勢も良くなり、歩き方が変わっていくのがわかりました。

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