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ことばの意味を子どもが考える

「◯◯とは、どういう意味なのか。」
改めて問われると、「ん〜…どう言えばいいんだろう?」とことばに迷うことがあります。

例えば、「優しい」って何だろう。
こう問われると、子どもは自分の経験から「優しい」ということばの意味を考え始めます。
・「一緒に遊ぼう?」と言ったら、「いいよ。」と言って一緒に遊んでくれた。
・怪我したときに、保健室に連れて行ってくれた。
・委員会の仕事で困っていたとき、手伝ってくれた。
その子の生活経験から、ことばの意味を紡ぎ出そうとするのだと予想できます。
つまりこういうことかな?と想像する内容は、子ども一人一人異なります。そういった違いを伝え合うことばの学びがあってもいいなと思いながら、国語の授業を展開したいと考えます。

「良い問い」とは何か。
考えがたくさん出る、様々な視点で考えられる、その場にいる全員が考えるための根拠をもっている、新しい発想が浮かびそう、等々。
子どもと一緒に考えてみるのも楽しそうです。

答えがきれいにまとまらない、そういった問いについて考える時間があってもいいのではないかと思います。まとめるのは大変そうですが、そもそも全ての授業にまとめがあるのかな、と疑問に思うこともあります。


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