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読んだ本の感想「生殖記」

こんなに本を読みたくないって思ったのは初めてです

つまらないわけでも
難しいわけでも
自分に合わないわけでも
ないのに読みたくない

むしろ
おもしろくて
明瞭で
自分に合う
本なのに

読んで数ページで
圧倒的な解析度
ずば抜けた言葉の力
かつてない表現方法
に頭抱えました

「何が見えてるんだろ」って

「何者なんだろ」って

見えてる視点が違いすぎて読むのヤダなって思っちゃいました…

まるで次元の違う生命体が人間のために書いた小説なのかと…

どんな感覚で生きてるんだろ

1日でもいいから朝井リョウになって世界を見てみたい

自分が見えてる世界と全く違って見えてるのかもしれない

それが鮮やかでもモノクロだとしても

「正欲」を読んで時代より15年は先にいってるんじゃないかと思い
「生殖記」では20年は先にいってると思ってしまった
20年後に新刊として発売されても違和感ないんじゃないかな

どこまで進化するつもりなんですか!!
朝井リョウさんって思いました笑

正欲同様、読む前の自分には戻ることは出来ません

自分では「生殖記」を長い文章で語れる自信がないのでここまでにしておきます

まさに今年度最大の衝撃作!!

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