愛するということ。
エーリヒ・フロム
は、新フロイト派やフロイト左派と呼ばれる派閥の代表的な研究者ですが、そんなフロムの名作といえば、「愛するということ」
最近、東出昌大さんの不倫報道が話題ですね。この「愛するということ」の本の帯には、東出昌大さんの奥さんであるモデルの杏さんが「愛されるのではなく、愛する技術とは?生きるためのヒントがつまっている」とコメントしています。
私はまだ読み途中なので、なんとも言えませんがこの本を読んだ杏さんは今どんな気持ちなのでしょうか?
「愛されるのではなく、」というコメントが心に染みてきますね。
冒頭の衝撃
「愛とは、誰もが簡単に浸れる感情ではない。自分の人格を発達させ、それが生産的な方向に向くよう全力で努力しない限り、人を愛そうとしても必ず失敗する。」
新フロイト派の研究者の本はあまり読んだことがありませんが、この冒頭で買うのを決めました。冒頭を読んだだけでものすごく書いたくなる本は、ものすごい力を持っていると思います。
note界隈のみなさんは、この冒頭を読んでどのような感じを受けるでしょうか?
私は、ちょっと怖かったです。
自分が心から愛していると感じていても、それは本当に愛せているのかわかりませんね。
常に愛しているかを自分に問い続ける必要があると思います。
とかなんとか、考えましたが
心から愛していると感じているだけでもいいじゃないか。とも思いました。なんか特にこの辺の心理学者(哲学より?)の人たちはめんどくさい人たちなんでしょうね。笑
それともこんなことを思ってしまうあたり、私は人を愛せてないのでしょうか?
まとめ
この手の話題はまとまらない。
新フロイト派の人たちは、面白い。
参考
エーリヒ・フロム(1991) 「愛するということ」紀伊国屋書店
※1991年と書いてますが、新版なのでそうなってます。原著は40~50年前に書かれています。半世紀近くもたってもなお色褪せない本ですね。
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