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【「働く」を考える1】教員から転職して数年…自分に合った働き方って何だろう?
こんにちは。
転職して、数年が経ちました。
教員からの転職、転職活動で考えていたこと、働くことについて、シリーズ化して綴ってみようと思います。
同じような境遇の方に読んでいただきたく、次回以降は有料設定にしています。
完全に私の主観ではありますが、お役に立てますように。
学校でも会社でも、組織の中にいるといろいろな感覚が麻痺してくることがあります。
その集団での常識は、外では非常識かも。学校から企業へ転職して、それを身をもって体感しています。
具体的に何が、というのは追々書いていくとして、転職してすぐは自分の仕事の全体像が見えなくて怖かった。
最初はコロナのせいでイレギュラーだったし、これからちゃんと自分を大切にできるのかも分からなくて不安だったな。
転職して結構経ちましたが、教員時代に感じていた違和感は今でも拭えていない。いろいろと難しく考えてしまうのも自分の悪いところですが、果たして自分には、組織に所属して働くことが向いているんだろうか?とか、ずっと考え続けています。
そんな人、案外いるんじゃないかな。
転職活動をしていた時、人や場所に縛られる生き方はもしかすると向いていないのかも。他に可能性はないかな?なんて考えてることがよくありました。
でも、こういう自己分析も自分の成長の一環だと思っているし、例えそれでまた退職することになっても良いのかなと考えたり。
(教員という)人を考える仕事をしてきたからこそ、今自分のことも客観的に見れているような気がします。
こういう考え方になれるのは教員として働いてきた賜物かなぁ。
これから転職して働く業界を変えたいと思っている先生も、ここには自信を持ってほしい。
子どものことを真剣に考えてきた先生だからこそ、自分のことも暖かく、時には冷静に、受け止めてあげてほしいな。
それでももちろん、いざ学校現場を離れてみると、学校で働いていて「守られてた部分」もあったなぁと思います。個人の裁量は大きかったし、慣れてるとある意味融通が効くことも多かった。
(ビジネスではないので緩い面も多い… もちろん、学校によると思いますが。笑)
学校で働くことも、企業で働くことも、それぞれ向き不向き、良し悪しがある。何事も経験。
転職するまでコスト感覚を求められる環境に身を置いてこなかったし、最終的に選んだのは営業。最初は「利益を追求する姿勢についていけるのだろうか」とか、いろいろ考えてました。
でもなんだかんだ今は案外楽しくやれているし、そして転職して数年経って、少しずつ次のステップについても考えるようにもなりました。
他人からの指摘や評価で自分の軸を変える必要もないと思うので、自分のペースを大切に進んで行きたいです。
教員からの転職、そして転職後のことをふり返りながら、書いていければいいな。
2に続く… 次回は「教員のマルチタスク」について書きたいと思います。
kedama