見出し画像

マウスボタンのスイッチを交換してみたー作業自体は意外とカンタン

こんにちは、けーたです。

テレワークで使用しているマウスが故障したので、修理をしました。

症状

今回発生した症状は、左クリックボタンのチャタリング。

チャタリングというのは、IT用語事典によると・・・

チャタリングとは、機械式スイッチなどで、離れていた接点を接触させる(オンにする)瞬間に、微細な振動が発生して短時間にオンとオフを高速に繰り返す現象。また、そのような現象に由来する装置の不具合や誤作動などのこと。オフにする瞬間に発生することもある。
IT用語事典より引用

簡単にいうと、ボタンを1回しか押していないのにダブルクリックになったり、ドラッグ中にボタンのホールドが解除されてしまったり。

こうなると、もうストレスしか溜まりません。

そして業務にも当然、悪影響。

ということで左クリックボタンのスイッチ交換をしました。

交換したのは、オムロン純正のマイクロスイッチです。

型番は違いますが、G300sに使用されているスイッチと同じ型でサイズなどの同じもののようです。


分解のためのネジはソールの下に4か所

まずは、本体を分解して基板の取り出しをします。

このG300sは、底面ソールの下にある4か所のビスで固定されていました。
ソールはまた再利用するので、プラスチック製のへらなどを使ってできる限りキレイに剥がします。

このときにヒートガンで軽く温めてから剥がした方がキレイに剥がすことができます。

ヒートガンがない場合は、ドライヤーでもOK。

マウスボタンの分解は断念

ビスを外すと、そのままマウスのフタ?が外れます。

ずっと使っていたマウスだったので、ボタンの隙間などの細かい場所に汚れが溜まっています。

本当はボタンをばらして、超音波洗浄をかけたかったのですが、ばらし方が分からなかったので、爪楊枝とアルコール除菌を使った簡易清掃までで断念しました。

基板を取り出しスイッチ交換

そして基板部分は、マウス底面にビス3本で固定されていました。

このビスを外して、ケーブルとの接続コネクターを外せば基板のみを取り出すことができます。

基板が外れたら、ダメになったスイッチを取り外します。

スイッチは、基板にハンダづけされているので、盛りハンダをしてから外しました。
ハンダごてでハンダを熱しながら、吸い取り機で吸い取るとハンダをとることができます。
やり方は、他の詳しい方が解説してくれてると思いますのでググってみてください。

ハンダ吸い取り機はこんなやつ。

ちゃんとハンダがとれていれば、簡単にスイッチを取り外すことができます。

そしてスイッチを取り外した基板部分に、新しいスイッチを取り付けます。
向きが逆にならないように注意してハンダ付けします。

ハンダ付けは苦手なんですけれど、こんな感じで無事動作しました。

分解と逆の手順で元に戻して動作確認

あとは、分解とは逆の手順で組み立てれば修理は完了です。

私だけかもしれませんが、元に戻すときによくケーブルの接続を忘れて後で動かないってなると、また分解するのが面倒なので気をつけてください。

クリック感は静かな感じに

さて、スイッチ交換したマウス、修理から1週間くらい経ちますが、問題なく使えています。

ただ、以前のスイッチと比較すると、押したときのカチカチ感というのはなくなっています。
どちらかというと、ペコッペコッって感じ。
昔いちどだけ使用したことがある、静音マウスとちょっと感じが似ているような感じです。(これは個人差があると思いますが)

そんなこともあり、今思えば右のスイッチも一緒に交換しておいた方が良かったかもしれません。

まぁ、業務にはまったく支障ないので、完全に気持ちの問題

ってことですが・・・。

マウスのスイッチ交換は結構簡単

さてさて、ここまでマウスのスイッチ交換について書いてきましたが、

作業自体はとっても簡単でした。

ハンダごてを使ったことがあるという方なら、案外簡単に交換ができると思います。

なので、お気に入りのマウスが調子悪いという方は、一度交換にチャレンジしてみてはどうでしょう?

ハンダごてが使えさえすれば、あとは簡単な組立や分解だけなので結構ラクチンです。

今調べたら、こんなのもありました。

品質は分かりませんが、型番は元々ついていたものと同じようです。


ゲーミングマウスは、ボタンがたくさんあったり、自分好みにキーセッティングを変えることができるので、ゲームをしない人にも最適ですよ。

noteにある商品リンクは
Amazon
アソシエイト・プログラムを利用しています。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集