相手に「正しく」伝えるために
こんにちは!あいでんです。
ふと日常に戻ってから頭を整理するのに時間がかかるから今日は予定を何にも入れていなくてよかった(笑)。というか普通に家から動きたくない。
本日はゼミ合宿での気づきというか気になったことを書いていこうと思う。
それでは、、、いってみよっ!
正しい日本語とは
プレゼンテーションや質問タイムの時などに特に気になったのが日本語の使い方だ。
自分も含めて正しくない日本語で喋ってしまうシーンが目立った。
では、正しい日本語ってなんやねんという話になると思うのですが、私はこう定義します。
「TPOや文化に合わせた言葉遣い、かつ一般的に適切な意味の言葉を遣うこと」
ここで但し書きとして、それをベースに敢えて崩した日本語を使用することはまったくもって問題ないということも述べておきたい。
少し話は逸れるが、正しい日本を使うときにキーにもなる尊敬語、謙譲語、丁寧語について整理しておこうと思う。
尊敬語・・・相手を敬うときに使う言葉だ。相手を立てるときに使用し、相手の行為に対して用いられる。
謙譲語・・・自分がへりくだることで相手を立てるときに使う言葉だ。自分の行為に対して用いられる。
丁寧語・・・聞き手に対して丁寧に述べる言葉だ。自分、相手と対象は問わず用いることができる。
という風に認識しているが、もし間違っていれば指摘していただきたい。
さて、話を戻すと正しい日本語を使わないといけない理由はなんだろうか。
私の中では2つ理由がでてきた。
1つはマナーだ。聞いてもらう相手に対しての最低限のマナーだと思う。厳かな式で謝辞を述べるときに”あざす”なんて言葉は使わないように正しい日本語を使うことはマナーだと思う。
もう1つが自分の考えや思いを相手に正しく伝えるためだ。正しくない日本語を使うと相手に自分が思っていたのとは違う印象を与えてしまったり、違う意味で認識されてしまう。それらを防ぐためだと思う。
特に後者の意味合いは大きい。
自分の内在的なものを正しい日本語で抽出し伝えるという行為はこの先も必ず必要になる。
今回でいえば、いつもとは全く違う東京という環境で、恐らく文化が違う他大学の学生に、相手に何かを伝えるプレゼンテーションの場であれば”マナーと正しく内容を伝えるため”に正しい日本語を使う必要があるのは明白だ。
このことにもっと敏感にならないといけないと感じた。
正しさを求めない
今度は一方で”正しさ”を求めてはいけないという話だ。
今回の合宿においては意見を交流することが多々あったのだが、多く見られれたのは誰も自ら発言しないという場面である。
1つは無関心ということもあるだろう。私がプレゼンターの時に一番嫌なことなのでこれは絶対しないようにしている。聞く側の最低限のマナーだと思う。
1つは自分の想いや考えを言葉にできないパターン。これは語彙力と習慣の問題なので、語彙力を増やすか考える癖をつけるしかないと思う。これは正しい日本語を使えるようになることにもつながる。
そして最後が正しい意見を述べようとしていることだ。意味のある質問や的確なアドバイスを述べようとしている気がした。
実際には感想を述べてもいいわけだし、分からなかったところを聞いてもいいわけだし、もっと詳しく知りたいことを聞いてもいいのだ。正しい意見なんて存在しないはずだ。
その空間に正しさが存在するとすれば、それは”意見をする”ということだと思う。
怒られるかもしれないが、自分の中で完全に整理できていない状態でも発言することが私はある。それは自分一人では整理することに限界があるから相手とコミュニケーションを取りながら整理しつつ意見するためだ。
想いや考えが言葉にできない時も同様のことをしている。
悪質な行為だと自分でも思うが、発言しないよりはマシだと思っている。(もちろん時と場合によりますが)
そこら辺の価値観は人それぞれなので押し付けることはない。人によって思考力も違うし、それを言葉にする言語化能力も人それぞれだ。
だから毎回毎回発言しろとは思わないけど、最低でも一日一回は自ら発言してほしいなと思う。
あとは勇気を持てるかどうかだ。
同じグループだったゼミの後輩に発言するようにひたすら煽っていたら、勇気を持って手を挙げた。とてもいい視点からの意見をしていて、むしろこっちが考えさせられた。
当の本人は嫌だったろうと思うけど、一日の振り返りの時に「誰しも考えや思っていることはあるけどみんな発言しない。考えを言葉にすること、それを発言することの重要性に気づいた」と感想を述べていて、なんだかうれしい気持ちだった。
最後に
正しさを求めるポイントを間違えないようにしたいと今回を通して感じました。
何かの面接になるとうざったいくらい正しい日本語を使おうとしたり、数人のグループになるとなにかしら喋りだしたりというのが背景にある分、少し面白くも感じる。
結局は相手に「正しく」伝えるため、伝わるために今回感じたことは必要なのかもしれない。
何はともあれ、高い金を払って東京まで行ったのだから無駄にはしたくないと考えれば自ずと変化があると思う。私がそうだったから。
そんなことを考えるようになったのも実は最近だったりするので、大きな声では言えなかったりもする。
発言することが全てではないので、何かしら得ることができれば合宿としてはプラスだといえる。
今回の合宿ではあまり発言しなかったが、学ぶことはあったので私からしたらプラスだ。
しかしこれではただの自己中野郎なので、学びのきっかけになればともっと発言をしていこうと思う。
人としてのマナーを守るために。自分の時にもそうしてもらうために。
今回はこのあたりで終わりにします。
それでは、また次回!