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米国のファストフード事情
今回はマクドナルド、サブウェイなど米国のファストフード事情について消費者目線でご紹介したいと思います!
ハンバーガー&サンドウィッチ系ファストフードの概観
日本でもマクドナルドのようなハンバーガー&サンドウィッチ系ファストフードは大変多くの店舗がありますね。
米国の食文化というとやはりハンバーガーのイメージが強い方が多いのではないでしょうか?
そのイメージ通りハンバーガー&サンドウィッチは大変ポピュラーな食べ物で、三食それという人も珍しくない位だと思います。
"ハンバーガー"の定義
ここでハンバーガーの米国人による定義について触れたいと思います。日本ではエビバーガーなるものが存在する時点でハンバーガーとサンドウィッチの違いはあいまいなものになっています。日本でサンドウィッチと言うとコンビニで売られている白い三角パンのサンドを連想される方が多いのではないかと思います。
しかし米国ではハンバーガーの定義は非常に明確で、牛ひき肉のパティが挟まれたサンドウィッチの事をハンバーガーと呼んでいます!
つまり鶏肉や豚肉、肉以外の物をサンドしているものは全部サンドウィッチです。
バンズパンかどうかは関係ありません。
そして、たとえ牛肉でもこま切れ肉のサンドじゃハンバーガー認定されません。米国においてハンバーガーというのはとても狭義のものになるんです。。。という事を私は米国滞在時に知りました。
こちらのブログにも同様の情報が載せられています。
米国南部の代表的なファストフード紹介
ごく一部の大変ポピュラーな店のみ紹介します。私は米国南部に住んでいたので南部ならではの店も出てきます。
1. Subway (サブウェイ)
日本では知名度はイマイチですが米国ではマクドナルドを上回る店舗数を誇ります。ガソリンスタンドやスーパーに併設されているものが多いです。
ここの特徴的な所はサンドウィッチを自分の好みのパン、肉、野菜でオーダーメイドしてくれることですね!入店するとパンを選んで、肉を選んで、野菜を選んで、ドレッシングを選んで…と流れ作業でどんどん作られていきます。
2. McDonald's (マクドナルド)
日本でも大変ポピュラーな一大ハンバーガー店ですね。当然米国でも津々浦々に店舗があります。バーガーのサイズは日本と同じですが、ドリンクのサイズが全然違うししかも多くの店舗でドリンク飲み放題です!私の体感では日本のLサイズが米国のMサイズですね。
3. Burger King (バーガーキング)
日本には90年代に一度進出して撤退し、2000年代に別会社が出店し始めましたね。日本ではあまり店舗が多くありませんが、米国ではマクドナルドに負けず劣らず多いです。マックより若干価格が高めで大きめのバーガー(BKではワッパーと呼ばれています)が売られているのが特徴ですね。
2020年に米国の店舗で100%植物由来であるImpossible Burgerが発売されたのも話題になりました。
4. Chick-fil-A (チックフィレ)
これは米国南部ローカルなファストフード店だと思います。
チキンサンドウィッチが売りです。ここは大変評判の良い店で、私もよく利用していました。スタッフの教育が行き届いていて、接客態度やサービスが良いです。サンドウィッチも美味しいです。それでいて価格はマクドナルドなどとほぼ同等でした。毎日ドライブスルーが渋滞になるのも頷けます。
ファストフード店で毎週日曜が定休なのも大胆だなと思います。それでいて売り上げはファストフード店でトップクラスなのだから良い商売をしていますね!
ハンバーガー&サンドウィッチ系ファストフード店での注文&会計方法
レストランより注文も会計もとてもシンプルですし、チップも要りません。注文カウンターに並んで、順番が来たら注文したいものを店員に伝えて注文するだけです。日本と同じです。その為、日本と異なる点のみ記述します。
1. 店内で食べるか、持ち帰るか
米国では、"For here or to go?"と聞かれます。店内で食べたければFor here、持ち帰りたければTo goと答えます。これが文字にすると大変簡単な単語なのですが、米国南部の人の発音だとホヒアオトゥゴ?としか聞こえません(笑) 英語に慣れない頃は苦戦しました。
2. ドリンクはカップだけ渡され、自分で注ぐ形式の店が多い
店員が注ぐタイプの店でもドリンクは飲み放題が大半だと思われます。なので、ほとんどの客は帰り際にドリンクカップにドリンクを満タンにしてから帰ります!
3. サイドメニューの王道はやはりフレンチフライ
各店、フレンチフライの揚げ方や形に個性を出そうとしているように見えました。マックが一番オーソドックス。BKやKFCは太めのフライ、チックフィレは円形にカット、Arby'sではツイスト状のフライ…などなど。
以上、米国でのファストフード事情についてでした。
マクドナルドやバーガーキングの品質はほぼ同じですが、店の雰囲気やメニュー、注文方法に若干の違いがあるので旅行などで訪れた際に立ち寄ってみると面白いかも知れません。
最後までご覧頂きありがとうございました!