栄養を学ぼう①:低血糖とはなんですか?
こんにちは!
本日から新シリーズが始まります。
前回まで(1~2月)は、脳について学ぼうを4回シリーズで出しました。
そんな今回(3~4月)は、栄養について4回シリーズで書いてこうと思っています!
というのも、体のことを考えるにしても、健康のことを考えるにしても切っても切りきれないのが、栄養に関してです。
皆さんもそうだと思いますが、僕らトレーナー界隈の人間もどうしても栄養について苦手意識を持ってしまっている人が多いのが現状だと思います。(大事ということは理解しているのですが、、、)
僕の場合は、単純に食事に興味がなかった = 栄養に興味が持てない
人の身体のことを考えて、健康をサポートしていく人間としてそんなスタイルでいいのかよ。と思うような理由で栄養のことを毛嫌いしていました。
ただ、それも半年前までの僕のことです。
今では、健康を考える上で栄養を知らないなんてもったいないすぎる!!と思っているお調子者状態です!
そうです!
今の僕は、100%理解しているわけではありませんが、栄養の重要性に気づき、アプローチの1つに取り入れようとしています!
そんな、僕が習った栄養学についての小難しい情報をかなり噛み砕いてお伝えできればと思っていますので4回シリーズ読んでいただけましたら嬉しいです!
宜しくお願いします!
低血糖症について
そんな第1弾の本日の内容は『低血糖症について』です!
みなさん低血糖症って聞いたことありますか?
恥ずかしながら、僕自身栄養のことを勉強するまで低血糖症について詳しく知らず、貧血の一部でしょ!って思ってたほどです。。
なんとなく名前は聞いたことあるけどあんまり知らないかな!って方が大半かなと思います!
ただ、僕らが知らないだけで低血糖症って自分の身に起きている可能性が高い症状の1つなんです。
例えば、以下のような症状ありませんか?
・食後の眠気
・肩こり、腰痛
・不眠
・朝起きれない
・甘いものが無性に食べたくなる
・やたらイライラする
・頭痛
・夜寝つきが悪い
・夜間に目が覚める
これらは低血糖症の場合に起きる症状です!
2~3つ当てはまるものがあれば、ほぼほぼ低血糖症の疑って対応した方がいいのではないかと思っています!
多くの方が、これらの症状がある場合に
・最近疲れているんだな!
・ストレスだな!
・メンタルの問題だな!
って、片付けてしまいがちですが、そんなぬるいものではありません!
体が悲鳴を上げている状態なので、一刻も早く自分の体を助けてあげないとどんどん症状が悪化してしまいます。
低血糖症の分類
そして、低血糖症は1つだけではなく、2つの分類があります。
①反応性低血糖(機能性低血糖)
②無反応性低血糖
図を見てもわかる通り
▷正常血糖値(青)
→少し上がって、緩やかに元の値に戻ってきます。
▶︎反応性低血糖(オレンジ)
→上がり幅と下がり幅が大きいことが特徴です!
→食後に急激に血糖値が上がり、急激に下げる
→この急激に下がった時に血糖値が低い状態になる=低血糖
▶︎無反応性低血糖(グレー)
→ほぼ上下の幅が変化しないことが特徴です!
→食後も血糖値が変化しない
このような特徴を持っています。
反応性低血糖によって血糖値が上がったり下がったりをジェットコースター的な流れで行われることになるので、それをコントロールしている体の機能がある時を境に力尽きて、もう何も反応しません。という状態に陥った時に無反応性低血糖になってしまいます!
正常な血糖値のように緩やかに上がって、緩やかに下がることが身体にとって最も優しい状態です!
低血糖を起こさないためにも重要になってくるポイントは
”血糖値を安定させること”
です!
血糖値の安定が最大のポイントなのです!
血糖値の安定
そもそも血糖値の安定とは?
そこに疑問を持たれていると思います。
先ほどちょっと省いてしまったのですが、低血糖って読んで字の如くなのですが、血糖値が低くなっている状態のことを言います。
正常な血糖値:90-100mg/dl
低血糖(軽い):80mg/dl以下
低血糖(深刻):60mg/dl以下
このように言われています。
血糖値についてイメージしづらいと思うのでなんとなくこんな感じです!
糖が足りなーーーい!
って身体の中ではあらゆる細胞たちが騒ぎ立ててしまうため、それをカバーするためにたくさんの症状が現れます!
※かなり省いてます。ご了承ください。
そもそも血糖値というのは、血液中にブドウ糖(糖質)がどれだけ入っているかという値を表したものになります。
①糖質(甘いもの)を食べると、体内に糖質は入ってきます。
②色々な分解過程を通って最終的に小腸で吸収される。
③小腸で吸収された後、血中にブドウ糖として入る。
④ブドウ糖が血流に乗って体の必要な部分に行き届く
特に、脳の基本的なエネルギーは、”酸素”と”糖”なので、優先的に運ばれていきます。
▶︎酸欠になると頭がボーとする。
▶︎頭を使いすぎると甘いものが欲しくなる現象。
これらは、脳にとって重要なエネルギーであることを表す代表例でしょう!
少し脱線しましたが、安定した血糖値の話に戻ると、糖の供給が正常であれば、血糖値も安定するのです!
安定した血糖値とは:糖質を食べた後、血糖値が緩やかに上昇し一定時間を経て元の血糖値に戻ってくる。
この過程を間違えなければ、血糖値は勝手に安定していきます!
勝手に血糖値の安定を行っているので、普段から血糖値がどうなっているのかなんて意識しないですよね!
なので、”気にせず普段通りの食事をする!”
ここに、低血糖症を起こしている人にとって最大の問題が隠されています。
最大の問題は『食事の質』にあり
ここで、1つ質問をします。
Q,あなたの普段通りの食事ってどんな食事ですか?
こんなのばっかり食べていることに心当たりありませんか?
絶対食べてはいけない!とは言いませんが、毎日・毎食これでは血糖値の急上昇、急降下を起こしてしまう最大の原因になってしまうのでよくありません。
細かい食事のアドバイスなどはできませんが、覚えてもらいたいポイントとしては、2つです!
糖質(主食だけ)や脂っこい物の”ドカ食い”はやめましょう!!
何十回も何百回も聞いたことあるようなことですが、やはりこれが重要なのです。
この続きは、次回に持ち越します!
※次回は、機能性低血糖と食事の関係性についてもう少し踏み込んで書いていきたいと思いますので次回も読んでいただけると嬉しいです!
まとめ
▷肩こりや腰痛などは、低血糖が原因になっているかも
▷血糖値を安定させることが最大のポイントになる。
▷低血糖が疑われる人は、食事の質に問題があるかも
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
Saito Kaede
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