公木正

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こんな五首

    • NHK短歌2024.12【いただきます/ごちそうさま】

      NHK短歌2024.12【いただきます/ごちそうさま】枡野浩一選/佳作  大声でいただきますと言いながら嫌いなものを机に食わす  /公木正

      • (投稿)せきしろの自由律俳句初期2017〜64回まで?採用(たぶん、記憶おぼろげ)雑まとめ【公募ガイド】

        みどりの金網にダサいキーホルダー(駅) ブラウン管テレビの上に一円玉(家電) へこんだボールを蹴って壁まで届かない(壁) 甘い菓子パンしか残ってない(味) 宛先が見えないように持つ(手紙) アパートのどこかで赤ん坊が泣いてるけど帰省(涙) うすい文庫の帯やぶれている(本) ハードオフに並ぶギター(夢) この道の夜を知らない(道)※採用じゃないような… 集団で歩くいつもはひとりの道(道)※これも自信ない ふとん屋のガラスにレッカー車が映る(ふとん) ヒップ

        • 第92回せきしろの自由律俳句「読む」ボツ(公募ガイド)

          何度読んでもふられてる 褒められたメールをまたひらく 本と相思相愛の瞬間が来る てきとうにひらきまたこの頁 本から顔上げ世界とじわり接続する シャツの字を読み終わるのを待つ お経のおかげか少し涼しく 死後に読む本を積む 変なタイミングで初めての漱石 まだ本の中にいる 以上です。

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        • NHK短歌2024.12【いただきます/ごちそうさま】

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          【短歌の部屋】 オール讀物2024/11・12月号

          【短歌の部屋】 東直子選  夏の死が透かした文字で浮いている駅のホームに汗をふきつつ   /公木正  オール讀物2024/11・12月号

          【短歌の部屋】 オール讀物2024/11・12月号

          「雑」 綿棒

          床に落ちてる綿棒を捨てようと、つまもうと思うでもなく勝手に動くにまかせたら、指のどこか知らないが一緒に落ちていた耳かきがひっかかりその二つを持ち上げる形に、すぐそばのゴミ箱へ投げようと思ったわけでもないが勝手に動いて二つは宙に舞った、耳かきはゴミ箱を飛び越えペンやらハサミやらが刺さってるマグカップへかく方をしたにすっぽり入った、綿棒はゴミ箱に入ったのか憶えてない。

          「雑」 綿棒

          NHK俳句2024.11「座る」

          NHK俳句2024.11    高野ムツオ選「座る」特選 骨鳴らし座って立って墓参 /公木正

          NHK俳句2024.11「座る」

          第91回せきしろの自由律俳句「白」ボツ/公募ガイド

          苦労せず白髪 クロス越しにふれる白髪交じりの束 雑巾の白い部分を探す ゴミ出しは霧の中を 霧に意味はない 一枚描かれたままのスケッチブック 今日おろした靴の底を見て納得する 知らない路地にふいに白い花 いつまでもある実家の塩入れ 川の吹き溜まりの泡から目をそらせずにいる 白に少し黒の猫だったが白かったと言う   以上。

          第91回せきしろの自由律俳句「白」ボツ/公募ガイド

          岩波俳句2024.11『世界』

          岩波俳句/池田澄子選・佳作 原爆忌午後にひかりのような雨 /公木正 岩波『世界』2024.11 ありがとうございます!

          岩波俳句2024.11『世界』

          ◉82〜90回公募ガイドせきしろの自由律俳句採用雑まとめ

          使用済みクラッカー静か(静) 生年が同じ本がこんなに古い(時代) 抱えた箱で押すボタン(箱) ヤマハ音楽教室がある帰途(楽器) 昼に通ると墓地が見えた(昼) のろのろと老人の自転車鳩の群れ割る(動物) ()はお題

          ◉82〜90回公募ガイドせきしろの自由律俳句採用雑まとめ

          公募ガイド第90回せきしろの自由律俳句「テレビ」ボツと良かった一句

          旅先で見る最終回 家で水着で見るテレビ 二十代を共にした一台 免許更新ひとりテレビ 殺人のニュースに目を開く病院 病院の大きなテレビ画面がずっと欠けている テレビの明かりを使う 修学旅行真っ先にテレビに飛びつく男 ―――――――――――― 同じ番組を観ていたが進学校へ行くという ( 東京都 瓢箪 36歳) 小学校で仲良かった二人が中学生になってある日加トちゃんケンちゃんごきげんテレビの話をしていたが自分は見ておらずわからなかった、そこではっきりと溝を感じた

          公募ガイド第90回せきしろの自由律俳句「テレビ」ボツと良かった一句

          岩波俳句2024.10

          岩波俳句/池田澄子選・佳作 燕来る虫がたくさんいる日本 /公木正 岩波『世界』2024.10 ありがとうございました!

          岩波俳句2024.10

          金曜俳句(夜の秋)週刊金曜日2024/8.30

          //金曜俳句//櫂未知子選 夜の秋そこは畳が沈む場所 /公木正 ありがとうございます! 週刊金曜日2024/8.30(1486)号

          金曜俳句(夜の秋)週刊金曜日2024/8.30

          IKKO、歌丸百首保存庫(ワラパッパ)

          10年以上前のテキストサイトワラパッパ(今は消滅)の一部が確認できたため保存。選者はせきしろ氏。無断転載してます。 【IKKO百首】 11 IKKOもここまでくれば追って来ないもう大丈夫さあ出ておいで てにをは 12 膝をつき泣き崩れるIKKOさん子供の僕には何もできない てにをは 13 さっきまでここにIKKO座ってた助手席触る駐車場にて てにをは 14 格ゲーで両者IKKO選択し白いIKKO赤いIKKO ヤンマー部隊隊長 15 桃鉄でIKKOカード引

          IKKO、歌丸百首保存庫(ワラパッパ)

          NHK短歌2024.9「旅」

          NHK短歌2024.9「旅」俵万智選/佳作  深海か宇宙を選ぶ寝入りばなタンクトップで今日は深海   /公木正

          NHK短歌2024.9「旅」

          公募ガイド第89回せきしろの自由律俳句/『静』ボツ

          ジュース倒して部屋静か 遠目にも店は休み 湯面静まりひとりの風呂 遠足の最後尾静か 静かな夜に体育館のオレンジ 嫉妬もない希望もない 落書きも静かな人

          公募ガイド第89回せきしろの自由律俳句/『静』ボツ