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観てなくても予想する

先日、日本アカデミー賞の授賞式を
数年ぶりに真面目に観ました。

各部門にさまざまな作品がノミネートされていました。

わたしは趣味、映画鑑賞などと
ぬけぬけと書いていますが、
今回のノミネート作品の中で実際に映画館に足を運んだのは、『花束みたいな恋をした』だけでした。

それでも作品賞、主演男優賞、助演男優賞、主演女優賞、新人賞の予想を見事的中させました。


作品賞は『ドライブ・マイ・カー』
で、主演の西島秀俊さんが主演男優賞を取ることは容易に想像できました。

カンヌ国際映画祭で脚本賞を受賞していますし、本家のアカデミー賞にもノミネートされています。
これを自国で評価しないわけにはいきません。


わたしも観に行くつもりだったのですが、3時間の上映時間、ずっと起きていられる自信がありませんでした。
しかし、夫は3時間の間、居眠りするところがまったくなかったと言いました。
この言葉が決め手になりました。

そして新人賞はドライバー役で話題の三浦透子さんで決まりだなと思っていました。


助演男優賞は『孤狼の血 LEVEL2』
鈴木亮平さんしかあり得ません。

『西郷どん』で大河ドラマの主役も務め普段は好青年風の鈴木さんですが、
悪の化身のようなヤクザ役のコワイことコワイこと。
予告編だけ観れば十分です。

これも夫のインスタグラムやnoteの記事を読んで予想できました。
役とのギャップが大きければ大きいほど、演技力が素晴らしいということになるでしょう。

唯一鑑賞した『花束みたいな恋をした』は、作品賞を取るような大作ではないものの、若者のリアルな暮らしぶりや考え方が実によく描かれていました。

主演の有村架純さんに関しては、以前は感情表現に乏しい地味な人なのかなと勝手に思っていました。

ところがこの作品で、こんな演技ができる人なんだとすっかり見方が変わりました。認識不足でした。

主演女優賞を取ってくれないかなと念じていたら、見事に受賞してくれました。

映画を観てなくても十分楽しめた日本アカデミー賞授賞式。

この結果を踏まえて、
またいろいろな作品を鑑賞してみたいと思います。

今月末のアカデミー賞の発表もいよいよ楽しみになってきました。


追記
助演女優賞の清原果耶さんは予想できませんでしたが、NHKドラマ『透明なゆりかご』以来注目しています。



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