リアル 虫愛づる姫君
久々に新刊を買いました。
岩波ジュニア文庫
『新種発見物語』
サブタイトルは
足下から深海まで11人の研究者が行く!
11人の研究者の中で、第一章に登場するのは、今田弓女さん。
娘の中高時代の同級生です。
物心つく前から、読書と虫を眺めることが好きで、周囲から「虫博士」と呼ばれていたという今田さん。
「昆虫学者になりたい」
夢を実現するべく大学へ進学して研究者の道へ。
昆虫の進化には植物の進化も密接に関係しているということを知り、研究の対象はどんどん広がっていきます。
仮説を立てて、それを検証していく研究の奥深さを知りました。
学部生時代に執筆した論文が英国の科学誌『Nature』に紹介されたという実績もあり、大学院に進学して正真正銘の博士に。
新種の虫を発見すれば自ら命名する栄誉も与えられます。
過去の膨大な文献を読み込み、調査した上での地道なフィールドワーク。
新種発見はただの偶然ではない。
頭と足で稼いだ成果だということがわかりました。
まさに、現代版虫愛づる姫君ですが、ご本人に変人的な要素は見当たらず、キュートで魅力的な女性です。
同じ学舎で6年間を過ごしながらも、優等生と劣等生の進む道はまったく違っていたけれど、我が娘も仕事と子育てを両立しながらそれなりに頑張っています。
話は変わって、昨日からスタートしたNHKの朝ドラ「らんまん」。
2話目から息子の小学校時代のクラスメイトが出演するそうです。
俳優の松本亮さん。
同じマンションに住んでいたので、
我が家に遊びに来たこともあります。
今朝は8:00からテレビに張り付きます。
おばさんは陰ながら応援していますよ!