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モノゴトを習慣化して100日間続けるための5つの方法【意志弱い人向け】
ボクは「モノゴトを続けること」が、人よりちょっとだけ得意だ。
例えばこんな感じ▼
☑︎ ダンス 20年間
☑︎ 腹筋背筋腕立て伏せ 毎日30回 13年間
☑︎ 音読活動 250日間
☑︎ ブログ毎日更新 60日間+110日間
☑︎ 作曲活動 毎月最低1曲投稿 5年間
☑︎ 主催メディア ほぼ毎週投稿 1年半
☑︎ じきるうランチ毎日投稿 100日間
※ すでに継続終了しているものもあり
ぜんぜん意識してなかったが、どうやらこれはスゴイことらしい。
「なんでそこまで続けられるの?」
「毎日続けられるとか意思強すぎ」
「習慣化する秘訣は何?」
「MOTHERの新作はいつ出るの?」
そんな声もたまにいただく。
だが、ボクは決して意思が強いわけではない。どちらかというと意志の弱い人間だ。暇があったらすぐ怠けるし、できることならずっと寝てたい。日常系アニメでも見ながら99.99(フォーナイン)片手に一日中ダラダラして過ごしてたい。
▲99.99(フォーナイン)
そんな意志薄弱ダメカス人間なボクだが、モノゴトを習慣化して長く続けることはわりと得意だ。そしてそれができるのは、ある5つのテクニックを使っているから。しかも誰にでもできる、わりと簡単な方法。おまけに汎用性バツグン。
今回はそんな、意志弱い人がモノゴトを習慣化するための5つの方法を紹介したいと思う。
1. とりあえず10日間、続けてみる
意志の弱い人がモノゴトを習慣化するためには、まずそのための土台が必要だ。
土台とは、すなわち実績。ここでいう実績とは、「○○日間続けたぞ!」という、継続の実績だ。
10日目 「ヒツジ肉」「メガ進化」「貧乳」 https://t.co/VZ7gybg3PD
— じきるう編集長 - GIG inc. (@kazzikill) October 12, 2017
10日目です。本日はカード3枚でネタを作ってみました。#記事ネタメーカー
▲『記事ネタメーカー』というブログを10日間続けた報告
そして10日間続けられたら、自分を全力で褒めてあげよう。
「こんな自分でも出来たんだ!」
「継続日数2桁! 大台に乗ったぞ〜!」
「これで世界は我のモノ……!」
最初の10日間で土台を作れれば、あとは良くも悪くも惰性で続けられる。意思弱い人がモノゴトを続けるには、惰性とうまく付き合うのも大切だ。
……え? そもそも10日間も続けられないって? そんな人は以下の2〜5の方法を使って、うまいことどうにかしてくれ。
2. 日記やメモアプリに活動を記録する
モノゴトを続けられないのは、それが可視化されていない場合が往々にしてある。
そこで活動を記録し、可視化するのをおすすめする。スマホの日記アプリやメモアプリに、活動を逐一記録していくのが良いだろう。
▲ボクが使っている日記アプリ『My日記』
自分がやってきた活動を把握することは、意外なほど大きなモチベーションになる。
人間はけっこう単純で、「過去に自分がやってきたこと」「やり遂げてきたこと」を振り返ると、多幸感・充実感につつまれる。記録はマジで有効。
3. 誰かに活動を報告・監視してもらう
今回挙げる方法の中で、これが一番効果的なんじゃないかなと思っている。
モノゴトを続けるのが「己との戦い」だけだと、どうしてもモチベーションが保てない。とくに意識の低い人だとなおさらである。
そこで、自分の活動を誰かに報告・監視してもらうのだ。そうすると、「◯◯さんが見ているから続けなきゃ!」という気持ちになる。
もし可能なら、TwitterやInstagramなどのSNSに活動記録を載せることをおすすめする。フォロワーさんに自分のことを監視してもらうのだ! ライブ配信とかで、リアルタイムで監視してもらうのも良いぞ。
#編集長がただ記事を編集するだけ https://t.co/CFS1l5h7hq
— じきるう編集長 - GIG inc. (@kazzikill) June 17, 2019
▲編集活動をライブ配信している様子
活動を続けていくうちに、フォロワーがその活動を応援してくれるようになるかもしれない。上手くいけば「◯◯を100日間続けている△△さん」といったように、界隈でちょっとした有名人になれる可能性もある。
SNSに活動を発信するのは、思わぬ副次効果を生み出せるかもしれないのだ。
本日の地獄です。
— じきるう編集長 - GIG inc. (@kazzikill) January 23, 2019
寝れない夜なので久しぶりに読む。
(題材: いろは出版編(2016)『あなたの夜を安らげる100の言葉』いろは出版)#本日の音読 #246日目 pic.twitter.com/NyVGJMEogN
▲音読活動 246日目
ちなみにボクは音読を続けるために、Twitterに「#本日の音読」タグをつけて本を音読する様子を投稿していたことがある。これで約250日間も続けられているのだから、効果は確かなんじゃないかな……?笑
4. 「連続ログイン」ではなく、「累計ログイン」で考える
モノゴトを続ける上で一番誤解されがちなのが、これだ。
「ああっ、今日休んでしまった……!オレはもうだめだあああぁぁぁ……」ってなる人が、いかに多いことか。
ボクはこれを「連続ログインの呪縛」と呼んでいる。 ソシャゲでよくあるだろう。連続ログインボーナスがあるから、対してやりたくもないゲームをわざわざ開いて、閉じる。なんと不毛なことか。
別にいいじゃん!! 毎日やらなきゃいけないなんてルール、どこにもないよ!!!
▲筋トレの記録。かなり断続的
ボクは「連続ログイン」ではなく、「累計ログイン」でモノゴトを続けることを推奨したい。1,2日くらいやめたところで世界は変わらないし、自分のやってきた成果がなくなるわけじゃない。大切なのは、途切れ途切れでも良いから続けることだ。
なんなら、飽きたら一回やめてみるのもアリだ。でも、ここで良い意味で「累計ログインの呪縛」が作動する。何日、何十日と続けてきたモノは、そう簡単にはやめられないのだ。
あなただって、生まれてから毎日続けてきた「ハミガキ」を、ある日突然やめられないでしょう?
5. △目標のために頑張る ◎楽しいから続けられる
「目標のために毎日資格の勉強頑張るぞ! 問題集を1日5ページすすめるぞ!」というのは、正直にいって無理だ。それができるのは意志げきつよ人類だけである。我々のような軟弱者には向いていない。
そうではなく、「あっ、これ楽しい! これなら続けられるかも!」と思えるものを継続するほうが圧倒的にやりやすいし、続けてて楽しい。
究極的には、続けることに目標なんてなくてもいい。
ボクはお昼ごはんを写真に撮ってただ毎日Twitterに上げるだけの「#じきるうランチ」という活動をしているが、続けているうちに周りの人から「じきるうランチの人」と認知されるようになり、なぜか全然関係ない人にも模倣されるようになった。
#じきるうランチ pic.twitter.com/Il2SR13Alg
— 千鳥あゆむ (@chidoriayumu) September 19, 2019
こんな活動に目標もクソもなかったが、結果としてなんだかおもしろい(よくわからない)展開が生まれている。
続けること自体に、大きな意味があるのだ。そこに目標なんて持ち込まなくてもいい。続けること自体を、楽しもう。
おわりに
さて、ここからが本題だ。
いくら「意志が弱い人向け」のモノゴトを続けるためのノウハウとはいえ、実行する人は多くないだろう。ボクだってそうだ。なんたって意志が弱いからな!! 記事をひとつ読んだくらいじゃ、何も変わらないぞ!!
大切なのは「続けたいと思う何か」があるかどうか。そもそも続けたいと思えるモノがないなら、この記事で紹介したようなテクニックを使ったところで継続できないだろう。ボクたちは意志が弱いからな!! なあ兄弟?!
余談だが、このnoteを書き始めたのは去年の5月だ。書き上げるまでに1年4ヶ月かかっている。
ボクはnoteを続けるのに向いてない。
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