社内SNSアプリ"TUNAG"の活用で「BEST ENGAGEMENT COMPANY 2022」受賞!〜受賞理由と施策〜
こんにちは!カルチャー推進室 マネージャーの石井 一史(イシイ カズシ)です。
今年1本目のnote!不定期ではありますが、今年もnoteを更新していきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
さて、今回は当社で社内SNSとして活用しているアプリ"TUNAG"に関してお話しいたします。
というのも、コクーの"TUNAG"の活用を評価していただき、「ENGAGEMENT AWARD 2022」において「BEST ENGAGEMENT COMPANY 2022」(規模別部門 300名以上999名以下)を受賞。
先日、表彰式に行って参りました。
この日はありがたいことに多くのTUNAG導入企業様とお話をさせていただくことができました。80社以上が参加されたとか。
「コクーの社歌みました!」「(社歌でみた)本物だ!」とまで言っていただけて何だか芸能人になったような感覚でとても嬉しい気持ちになりました。
今後も各企業の担当者の皆さまと繋がっていけたらと思います。
表彰式の詳細は下記リンクから是非ご覧になってください!
今回の受賞では、運用担当の私だけではなく、社員みんなが能動的に活用した結果を評価いただきました!
強制的な業務ではなく社内SNSとして活用して、ここまで成果を出せたのは素晴らしいとコメントをいただきました。
この受賞を機にこれまでの取り組みを振り返ってみたいと思います。
▼導入背景
コクーには課題がありました。
社員のほとんどがお客様先に常駐する人財ビジネスモデル上、普段から別々の場所で業務を行っているため帰属意識が希薄になりやすい環境がありました。
そしてコクーのVISSION。
魅力あるチーム。新しい働きかた。
各常駐先でスキルを磨き続けプロフェッショナルな社員が集まっているコクー。その社員が一つになってナレッジをシェアしていけば魅力あるチームに。
そして新しい働きかたを目指している中、実際に会社に集まることが難しいママさん社員や完全リモート勤務社員とも会社の情報をシェアできるツールが必要と考えていました。
そこでコクー設立時に以下の4つの要素において、最適なツールを入れようと設計しました。
・管理
・コミュニケーションの活性化
・会社、社員を知る
・参加する(褒める文化)
管理に関しては勤怠や経費精算など。これは他のツールを採用。
コミュニケーションの活性化に関しては他のチャットツールを採用。
会社、社員を知ると参加する(褒める文化)に関しては現在TUNAGを採用しています。
実はTUNAGを導入する前に他のアプリを導入していました。
コクーとしてやりたいことの多くを実現できるもので採用を決めたのですが、会社、社員を知ると参加する(褒める文化)でそれぞれ1アプリで合計2つになってしまった事と、カスタマイズ性が欠けていたことに不便を感じていました。
それが一つで全て叶えてくれる神アプリTUNAGと出会い、乗り換えという形で2021年7月に本格導入しました。
▼TUNAGとは?
TUNAGは人的資本経営に取り組む企業様の課題把握・打ち手の実行・改善を支援するエンゲージメントプラットフォームです。(TUNAGサイト引用)
詳細はぜひTUNAGの公式サイトをご覧いただければと思いますが、TUNAGはアプリを入れて終わりではなく、カスタマーサクセスの担当者と並走して一緒になって運用改善を進めていくのがとても魅力です。
ここからは社員のみなさんも知らない部分だと思いますが、毎月担当者とミーティングを実施してアドバイスをいただいたり、こちらから機能のリクエストをさせていただいたりなど実りある運用改善をPDCAを回しながら行っています。
最近スタメンさん(TUNAGの運営会社)の東京拠点(本社は名古屋)がコクー本社近くの神田に移転されたので気軽にお邪魔できるようになりました。より一層コミュニケーションをとってシナジーを生み出し、高めていけたらと思っております。
▼導入当初の課題
やはり、今まで使っていたものを切り替えるとなると手間がかかってしまいます。アプリ設計やデータの移管はもちろん、社員のみなさんへの説明とスタートアップマニュアルの作成、導入のフォロー、そして、何より切り替え直後の様子見がありました。前のアプリのときももちろん投稿は多かったものの、いざ新しくなると誰もがいきなり投稿するのは勇気がいるものです。
そこで、今だから言えることですが、初めは管理職のみなさまを巻き込んで投稿のご協力をいただきました!
まずは自己紹介の投稿をしていただいたり、はじめは本当にラフな投稿をお願いして「これうまい」と食べ物のおすすめをしていただいたりと「こんな感じで投稿してもいいんだ」と思っていただくようにしてきました。
サンクスカードも以前からあったメニューですが、毎月第3水曜にサンクスデー(サンクスカードを贈りあう日)を設けたり、各アメーバ組織で啓蒙活動を実施していただきました。
そうすると自然と投稿も活性化してきました。
▼コメントの活性化によるエンゲージメント向上
投稿が増えてもコメントがなく一方通行のままではエンゲージメントは高まりません。そこで前のアプリの時にはなかった「オリジナルスタンプ」に着目しました。
初めに代表の実写スタンプやRPA事業部のキャラクター「マクロマン」のスタンプなど複数用意。
するとそのスタンプでコメントをする社員が増えてきました。
さらには社員からもオリジナルスタンプを募集していつもで応募できるメニューを用意。すると複数名オリジナルスタンプを作成してくれました!利用頻度も高く、好評です。
▼社員を巻き込んだ様々な企画
多くの社員にTUNAGを楽しんでもらいたく、社員を巻き込んだ様々な投稿企画も実施していきました。実施した企画に関しては以前「みえる!コクー」でもご紹介しましたので詳しくは下記をご覧ください!
様々なコンテストも開催して、その度に面白い投稿をしてくれる社員がいて、とても盛り上がりました。
▼会社の取り組みとコラボさせた設計
コクーでは様々な取り組みを行っています。その取り組みをTUNAGで周知・報告ができたらいいなと考え、メニュー化していきました。
例えば、「コクーアカデミー」という、コクー社員が現場で習得したスキルを他の社員に還元する講座の告知。
CPO(カルチャー推進室)が取りまとめている様々な社内活動組織(社内イベント、コクーラジオなど)の告知やレポート。
そして社員の約6割が所属している部活動の活動報告やメンバー募集。
そういった社員が取り組んでいることをTUNAGで見える化することにより、本来の目的である「会社を知る・社員を知る」が実現され、さらに会社の取り組みが活性化する設計になりました。
今回の受賞は、この設計と社内活動の活性化と帰属意識・エンゲージメントの向上が評価されものでした。
初めにも書きましたがこれは圧倒的当事者意識を持つコクー社員だからこそ実現できたことだと思います。本当に嬉しいことですね!
▼今後の課題
ありがたいことに社内SNS"TUNAG"の投稿やコメントが増え、社内のコミュニケーションも活性化はしてきましたが、一方でメニューや情報量が多くなってしまったため「ほしい情報が探しづらい」「必読が多すぎる」といった不満が出てきているのも事実です。
定期的に実施している社員アンケートでもそういった声が届いています。
今後はこういった部分の設計を整理していき、社員にとって楽しく使いやすい社内SNSにしていきたいと思います。
将来的にはTUNAGの運営に関しても現在はCPOが実施していますが社内組織化できたらいいなとも考えています。
改めて振り返ってみましたが、試行錯誤と社員の協力のPDCAがうまく機能してきた結果が今回の受賞に繋がったと思います。
これからもTUNAGを活用して多くの社員がつながってエンゲージメントを高めていき、日本一社員満足度の高い会社を目指していきたいと思います!
それではまた!!
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