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無力感と立ち向かうには?
マイケル・ムーアが言う通り、米国では今、政変(coup d'État)が起こっている。毎秒ごとに、これまでのアメリカが壊されていく。
でもそれは、アメリカ国民が選んだこと。それが切ない。
イーロン・マスクの「エゴ」の矛先が自身の事業ではなく、公共になるとき、それは無許可にやりたいことをやる「独裁者」となる。
壊すことを容認したのは、その国の国民たち。それが虚しい。
そんな狂っていくアメリカとその影響を、どう捉えるべきか?
影響を恐れる他の国々や人々も、恐怖と不安に包まれている。
どんな風に影響が波及するのか・・・わからない。米国のニュースを見て、変わっていく様子をただただ見守るだけ。
コントロールできないことだらけ。
わかっていること:
今、時代は大きく変わろうとしていること。
残念ながら、この流れを止めることはできないこと。
なぜなら、これまでの時代が作った垢を取るために必要な流れでもあるから。
だから、まず時代が変わることを、コントロールできないことと、諦めるのではなく、しっかり受け留める。
「受け止める」とは、時代が変わるからといって、自分を不本意に変えるのとは違う。それは諦め。
コロコロ変わる周りに、振り回さない自分を探す。
振り回されないために、自分を知る。
強風に吹き飛ばされない自分の中心、重み、価値を探す。
自分のバランスを知って、価値をもって、どこまで風に乗れるか、遠くに行けるか、試行錯誤する。
写真:羽田空港そばの海沿いからの富士山。晴れても、吹雪いても、しっかり、美しくどっしり構えている。
PS この状況は、当に、エコ不安性と同じ。