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時間と自分軸

私たちは常に、時間に追われたり、時間があるとかないとか、考えている。

まるで、時間は私たちの生活の管理者みたいに、生活の中心にいる。なのに、時間についてあまり知らないし、深く考えたことすらない。

そもそも「時間」って何?

時間を、五感で感じることはできる?時計は、時間を測る機器だけど、時間そのものではない。

「時間」は、concept/概念であって、実在しない。
concept/概念は、どういう見方をするかで、全く違うものになる。だから、人それぞれに違った時間が流れる。

古代人は物質に「変化」が起きて、その変化に一定のリズムがあることに気づいた。その経過のわかりやすいものが、cycle/周期。

新月は徐々に満ちて、満月になる。その後、徐々に欠けて、また新月を迎える。太陽やその他の惑星たちも一定の周期を、地球から見ている私たちに、見せてくれる。

それにより、地球では「季節」を感じる。植物は、種から芽が出て、成長し、葉を出し、花を咲かせ、実をつけ、しぼむ。これを繰り返す。

ただ、一見同じように見える「周期」も、毎周期、全く違う。

周期は、spiral/螺旋に 進んでいる。それは、変化であって、実は進化とも、退化とも言えない。毎年、同じことが起こっているようでも、実は川の流れのように、同じところに留まることはないし、同じことは二度と起きない。

焦っても、のんびりしてても、時間は、ただそこに存在し、流れる。

私たちはこの与えられた空間で出来ることをするだけ。「今この時」に、心身ともに存在することだけ。流れる時に流されるのではなくて、本気で目を開いて、自分の呼吸や肉体を感じ、自分が存在すること、自分の軸を感じる。

その上で、どんな優先順位を立てたい?何が今の自分に必要?

Image by Pine Watt/ Unsplash

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