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【学校に行ってみた】ManhattanのRudolf Steiner School(シュタイナー学校)に行ってみた。

行ってみた。というか本当にたまたま見つけて、お邪魔させていただいただけなのですが
せっかくなので少し書いてみたいと思います。

実は以前からシュタイナー教育には興味があり、日本の京田辺にあるシュタイナー学校にもお邪魔させていただいていました。
その際に、
「英語ではRudolf Steiner Schoolっていうんだ〜」と調べていたのが幸いして、今回マンハッタンのど真ん中で学校を見つけることができました。

街中で目に飛び込んできた旗

🔶マンハッタンのシュタイナー学校


このRudolf Steiner School in New York Cityは1955年にアメリカで最初のシュタイナー学校として設立されたそうです。

場所はマンハッタンのど真ん中、セントラルパークのすぐ隣のアッパー・イースト・サイドと言われる高級住宅街(多分)にあります。

僕は、メトロポリタンミュージアムに行った帰りに見つけたのですが、
マンハッタンにもこんなに落ち着いた場所があるのか!!
と驚くほど素敵な街でした。(ディスってないです。)

生徒数は1年生(小学1年)から12年生(高校3年)までで300名ほどだそうです。
コロナウイルスの影響でいっときは生徒数がかなり少なかったそうですが、
現在はまた生徒さんが戻ってきて元通りになったそうです。

12学年で300名なので1学年25名ほどになりますね。
シュタイナー学校は少人数制のクラスが多いので25人は個人的には多い印象があります。

校舎

1955年設立とはいえ、マンハッタンの中心地です。
敷地面積はそれほどないようで縦に長い校舎でした。
教室内を見学させていただいたのですが。
生徒が授業をしている教室はもちろん撮影ができませんでした。

校舎の中には
手仕事のお部屋やオイリュトミー用のホール、そのほか各学年の教室がありました。
シュタイナー学校らしく、各学年にはテーマカラーが決められていました。

京田辺のシュタイナー教室では開き扉のような黒板を使って、子どもたちの興味とワクワクを引き出す工夫があるのですが、
ニューヨーク校にはそのような仕組みはないそうです。(ちょっと残念)
ですが、黒板に描かれる絵は相変わらず芸術的でとてもチョークで描かれたとは思えないほど美しい黒板でした。

授業

子どもたちの様子は日本と変わらず、授業に対して真剣そのものです。
楽しそうに授業にのめり込んでいる様子が見られました。
(突然の訪問者に驚かせてしまったようで、注意を逸らしてしまったのが申し訳ないほどでした。)

5年生くらいの子どもたちがスペイン語を勉強している授業を見させていただきました。
ニューヨーク校ではスペイン語のほかに、ドイツ語とフランス語を勉強するらしく、語学に秀でた子どもたちが多いんだとか。

あとはリコーダーを使った音楽の授業を受けていたり、
手仕事の授業で編み物をしている風景も見られました。
どれも、シュタイナー学校で見られる風景ではないでしょうか。

また、ナーサリーの子どもたちもいるそうで、
学外のお散歩から帰ってくるところに遭遇した際、
先生方だけでなく保護者の方々が付き添っている様子が見られました。
このように保護者とのつながりが強いのも、シュタイナー学校の特徴だと思います。

教育を学校だけに任せず、保護者や地域と共同で行っていく。
とても素敵な姿勢だと思います。

壁に貼られた子どもたちの絵 図形の授業でしょうか?

🔶まとめ


以上、今回はたまたまマンハッタンで見つけたシュタイナー学校のニューヨーク校にお邪魔させていただきました。

あまり滞在時間もなく深いお話を聞くことはできなかったのですが
京田辺の先生にお世話になったという日本人の先生がいらして、とても親切にご案内してくださりました。

マンハッタンにお住まいでシュタイナー学校にお子さんを通わせたい場合は、快く学校案内等してくれるようなのでぜひ訪れてみてください。


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