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トンボさん❗️ゲチュウ‼️📚ss


車から降り立つ。

たくさんのトンボさんが飛んでいる。

もっとゆっくり飛んでくんないかな。

猛スピードで向こうの方まで
飛んでいったかと思ったら
猛スピードでUターンして戻って来る。

仲間で競争をしているようである。

同じところで
繰り返されるレースを観戦していた。

頑張れ!

応援したいんだけど
どれがどちらさんなのか速すぎて分かんない。

まっいいや。

みんな頑張れって応援する。

すかさず写真を撮ろうとした瞬間!
皆バラバラに飛んで行く。

怒ってる目みたいになってるやん!

なんやねん。

って、言っても言うことは聞いてくれない。

トンボさんて先っちょにとまる習性があるよね。

私は思わずサタデーナイトフィバーの決めポーズで右手のお母さん指を空高く突き出した。

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なのに!
トンボさんとまってくんないのね。

なんで
なんでなのよ。

そうか、しまった!

今日は、白のスーツを着ていない。

そう言うことか。

しばらくそのポーズをしていたが
なんだか急に小っ恥ずかしくなってきた。

側から見ると
あのオッサン何さらしとんかな
って思われることでしょう。

少し頬を赤らめ照れていた。

てへっ。

おう、トンボさん!

よくも私を恥ずかしめてくれたな。

私を横目にトンボさん達は
皆さんバラバラに飛んでゆく。

くっそ〜。

話になんねぇな。

責任者出てこ〜い。

って、言っても誰も来ない。

一体全体小っちゃい前になれ!
って、どうなってんだコレっ!

🌟小っちゃい前になれ!
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まっ、お店でも無いし
誰も出て来るわけないか。

ただただ、独り言を言ってる
一匹のオッサンなのであった。

一人遊びはこれくらいにして
帰るとするか。

早く帰んないと雨が降って来そうである。

帰ろっと。

じゃ〜ね。
トンボさん。

まった、あっそぼー!


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by まるまるの虫 カメさん

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