原田和明

オートマタ(からくり人形)作家です。作品集『話せば短くなる』、回想録『話せば長くなる』がともにaptp booksさんより出版されました。どうぞよろしくお願いいたします! http://nizo.jp

原田和明

オートマタ(からくり人形)作家です。作品集『話せば短くなる』、回想録『話せば長くなる』がともにaptp booksさんより出版されました。どうぞよろしくお願いいたします! http://nizo.jp

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    話せば長くなる 原田和明のオートマタ The Long and Winding Story

    ※ 北京出張の為、2024年4月11日〜17日のご注文に関しましては、4月18日以降の発送となります。ご迷惑をおかけしますが、ご了承の程よろしくお願い致します。 148mm × 180mm|92ページ ◯会社員が一念発起、オートマタ作家になるまでの回想録 『オートマタ作家ができるまで』 ◯対談 ◯オートマタ制作の工程を写真で紹介する 『オートマタができるまで』 正直に色々と書き尽くしました。 僕のことを知っている人だけじゃなく、あー会社勤めつまらないなーって思ってる、昔の僕みたいな人にも読んで欲しいです。 “The long and winding story” which is about how I became an automata maker and how to make automata. 原田和明 Harada Kazuaki  http://nizo.jp 1974年 山口県生まれ。2002年よりオートマタ制作を始める。2006年よりファルマス大学大学院で現代工芸コースを専攻すると同時に、オートマタ制作の第一人者マット・スミス氏の工房でも研鑽を積む。2008年に山口県山口市に工房『二象舎』を設立、オートマタ制作やオートマタコレクション展の企画、ワークショップなどを行っている。 Born in Yamaguchi Prefecture in 1974. Started making automata in 2002. Trained in the workshop of a leading figure of automata production, Matt Smith, while studying contemporary crafts at Falmouth University from 2006. Founded the workshop “Nizosha” in Yamaguchi City in 2008, and has been making automata, planning automata exhibitions, and holding workshops since ✴︎当オンラインショップでは個人のお客様のみへの販売となっております。 ✴︎書店・店舗の皆様へ 当書籍のお取り扱いについては下記のページよりお取引条件をご確認のうえ book@aptp.jpまでご連絡お願いいたします。 https://aptp.jp/books/automata/
    1,650円
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    話せば短くなる 原田和明のオートマタ

    ※ 北京出張の為、2024年4月11日〜17日のご注文に関しましては、4月18日以降の発送となります。ご迷惑をおかけしますが、ご了承の程よろしくお願い致します。 くだらないことならよくしゃべるのに 自分のことについて真面目な質問をされると 急にしどろもどろになってしまう。 言いたいことはいっぱいある。 ただ伝えたいことが多すぎて、 頭の中でまとまらないのだ。 結局いつも、話せば短くなる。 やはり僕はオートマタでしか うまく自分を表現できないようだ。 I talk a lot about frivolous things; when someone asks me something serious, though, I become incoherent. I have a lot I want to say. I have too much to convey-It doesn’t coalesce inside of my head. So, eventually, when I try to speak, I end up saying something short. It seems I can only express myself well with my automata. 原田和明(はじめにより) 日本を代表するオートマタ作家のひとり、原田和明の初のオートマタ作品集です。 オートマタとは、ヨーロッパで生まれた西洋式からくり人形のこと。 木のハンドルを回すことで動き出す想像の世界。 愛のからくり、マトリョーシカ、パンとサーカス、箸が転んでも可笑しい、テディベア、桃の声、空気の彫刻など‥‥全43作品を著者自らの言葉で解説しています。また、仕組みについてわかりやすくアイコン化したものや、著者が書き溜めてきたアイデアスケッチも収載されています。 148mm × 210mm|並製本|144ページ 原田和明 Harada Kazuaki  http://nizo.jp 1974年 山口県生まれ。2002年よりオートマタ制作を始める。2006年よりファルマス大学大学院で現代工芸コースを専攻すると同時に、オートマタ制作の第一人者マット・スミス氏の工房でも研鑽を積む。2008年に山口県山口市に工房『二象舎』を設立、オートマタ制作やオートマタコレクション展の企画、ワークショップなどを行っている。 Born in Yamaguchi Prefecture in 1974. Started making automata in 2002. Trained in the workshop of a leading figure of automata production, Matt Smith, while studying contemporary crafts at Falmouth University from 2006. Founded the workshop “Nizosha” in Yamaguchi City in 2008, and has been making automata, planning automata exhibitions, and holding workshops since. ✴︎著者のサインをご希望の方は備考欄にご記入くださいませ。 ✴︎当オンラインショップでは個人のお客様のみへの販売となっております。 ✴︎書店・店舗の皆様へ 当書籍のお取り扱いについては下記のページよりお取引条件をご確認のうえ book@aptp.jpまでご連絡お願いいたします。 https://aptp.jp/books/automata/
    3,080円
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    話せば長くなる 原田和明のオートマタ The Long and Winding Story

    ※ 北京出張の為、2024年4月11日〜17日のご注文に関しましては、4月18日以降の発送となります。ご迷惑をおかけしますが、ご了承の程よろしくお願い致します。 148mm × 180mm|92ページ ◯会社員が一念発起、オートマタ作家になるまでの回想録 『オートマタ作家ができるまで』 ◯対談 ◯オートマタ制作の工程を写真で紹介する 『オートマタができるまで』 正直に色々と書き尽くしました。 僕のことを知っている人だけじゃなく、あー会社勤めつまらないなーって思ってる、昔の僕みたいな人にも読んで欲しいです。 “The long and winding story” which is about how I became an automata maker and how to make automata. 原田和明 Harada Kazuaki  http://nizo.jp 1974年 山口県生まれ。2002年よりオートマタ制作を始める。2006年よりファルマス大学大学院で現代工芸コースを専攻すると同時に、オートマタ制作の第一人者マット・スミス氏の工房でも研鑽を積む。2008年に山口県山口市に工房『二象舎』を設立、オートマタ制作やオートマタコレクション展の企画、ワークショップなどを行っている。 Born in Yamaguchi Prefecture in 1974. Started making automata in 2002. Trained in the workshop of a leading figure of automata production, Matt Smith, while studying contemporary crafts at Falmouth University from 2006. Founded the workshop “Nizosha” in Yamaguchi City in 2008, and has been making automata, planning automata exhibitions, and holding workshops since ✴︎当オンラインショップでは個人のお客様のみへの販売となっております。 ✴︎書店・店舗の皆様へ 当書籍のお取り扱いについては下記のページよりお取引条件をご確認のうえ book@aptp.jpまでご連絡お願いいたします。 https://aptp.jp/books/automata/
    1,650円
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    話せば短くなる 原田和明のオートマタ

    ※ 北京出張の為、2024年4月11日〜17日のご注文に関しましては、4月18日以降の発送となります。ご迷惑をおかけしますが、ご了承の程よろしくお願い致します。 くだらないことならよくしゃべるのに 自分のことについて真面目な質問をされると 急にしどろもどろになってしまう。 言いたいことはいっぱいある。 ただ伝えたいことが多すぎて、 頭の中でまとまらないのだ。 結局いつも、話せば短くなる。 やはり僕はオートマタでしか うまく自分を表現できないようだ。 I talk a lot about frivolous things; when someone asks me something serious, though, I become incoherent. I have a lot I want to say. I have too much to convey-It doesn’t coalesce inside of my head. So, eventually, when I try to speak, I end up saying something short. It seems I can only express myself well with my automata. 原田和明(はじめにより) 日本を代表するオートマタ作家のひとり、原田和明の初のオートマタ作品集です。 オートマタとは、ヨーロッパで生まれた西洋式からくり人形のこと。 木のハンドルを回すことで動き出す想像の世界。 愛のからくり、マトリョーシカ、パンとサーカス、箸が転んでも可笑しい、テディベア、桃の声、空気の彫刻など‥‥全43作品を著者自らの言葉で解説しています。また、仕組みについてわかりやすくアイコン化したものや、著者が書き溜めてきたアイデアスケッチも収載されています。 148mm × 210mm|並製本|144ページ 原田和明 Harada Kazuaki  http://nizo.jp 1974年 山口県生まれ。2002年よりオートマタ制作を始める。2006年よりファルマス大学大学院で現代工芸コースを専攻すると同時に、オートマタ制作の第一人者マット・スミス氏の工房でも研鑽を積む。2008年に山口県山口市に工房『二象舎』を設立、オートマタ制作やオートマタコレクション展の企画、ワークショップなどを行っている。 Born in Yamaguchi Prefecture in 1974. Started making automata in 2002. Trained in the workshop of a leading figure of automata production, Matt Smith, while studying contemporary crafts at Falmouth University from 2006. Founded the workshop “Nizosha” in Yamaguchi City in 2008, and has been making automata, planning automata exhibitions, and holding workshops since. ✴︎著者のサインをご希望の方は備考欄にご記入くださいませ。 ✴︎当オンラインショップでは個人のお客様のみへの販売となっております。 ✴︎書店・店舗の皆様へ 当書籍のお取り扱いについては下記のページよりお取引条件をご確認のうえ book@aptp.jpまでご連絡お願いいたします。 https://aptp.jp/books/automata/
    3,080円
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話せばもっと長くなる

こんにちは!原田和明です。今でこそ、オートマタ作家を名乗っていますが、その昔は会社員であり、さらに昔は赤ん坊でした。 会社員が一念発起してオートマタ作家になるまでの道のりを綴った回想録、『話せば長くなる』が2020年12月にaptp booksさんから出版されます。noteでは、その本に書ききれなかった熱い思いや、寒い冗談を綴っていくつもりです。 僕のnoteを読んで『話せば長くなる』に興味を持っていただければ願ったり叶ったり。noteにも本にも興味を持ってもらえなかった

    • 僕の本ができるまで

      とうとう僕の2冊目となる本『話せば長くなる』が発売されました!!いや〜、めでたい!ちなみに1冊目は昨年出版された『話せば短くなる』。名前が紛らわしくて、すみません。案の定、新刊のつもりで間違えて1冊目を買ってくださったお客様がいらっしゃいました。たとえ間違いでも買ってもらえると嬉しいです。間違えて100冊くらい注文してくれる人がいたら、もっと嬉しいのですが。 1冊目がどのくらい売れたのか、そしてどのくらい売れ残っているのか、やはり著者としては気にかかるもの。とはいえ、すごー

      • 起きてくれ、ヨーコさん!

        会社を退職してイギリスにオートマタ留学するまでの間、おめぐは会社で仕事、僕は慣れない主夫業に悪戦苦闘していました。そんなある日、行きつけのカフェで、シングルマザーでライターをされているヨーコさん(仮名)と知り合いました。 「へー、カラクリ人形作ってるんだ〜。今度、娘の夏休みの工作手伝ってもらってもいいかなぁ?」 「あー、もう全然オッケーですよ〜」 数日後。昼ごはんの後片付けをしていたら、ピンポーン。そこにはヨーコさんと娘さんのリサちゃん(仮名)が立っていました。まさか本当

        • 笑って許して <後編>

          展示の前日、搬入でKifuLさんに到着。選び抜かれた家具や塗料、ブラシなど充実した品揃え。木本さんのセンスの良さが光ります。そんなセンスの良い人がなぜ僕の作品を気に入ってくれたのかは疑問の残るところですが。 初日と次の日が在廊日でした。僕は無名のオートマタ作家。KifuLさんはまだその場所に新装開店したばかり。影響力の少ない者同士のコラボレーションは、予想通りの展開に。ほとんど誰も来てくれないのです。 仕方ない。ノートを広げて新作のアイデアスケッチをすることにしました。し

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        話せばもっと長くなる

          笑って許して <前編>

          イギリス留学から帰国して、山口市秋穂の元々祖父母が暮らしていた家に住むことにしました。キッチンにローボードがあったらいいね、という話になり、ネットでリサーチ。一時は家具職人になりたいとすら思った僕なので、家具にはこだわりがあります。た、高いなぁ!とは、思ったものの一生使うものだから、北の住まい設計社のローボードに決めました。 県内の取り扱い店に電話すると取り寄せになるとのこと。すぐに欲しかったので、お隣福岡県の取り扱い店、『KifuL』さんに電話。運良く在庫があったので、見

          笑って許して <前編>

          弟子はとりません(ただし例外あり)

          展示をやっていると、たまに定年退職前後くらいのおじさんから毎度同じような調子で話しかけられます。 「よい、アンタが作った人か?」 「はぁ」 「これ売れるんか?」 「いや、なかなか売れないですねー」 「じゃぁ、何で食っとるんか?」 「霞を食って生きてます」 そういうおじさんたちは、定年退職後にオートマタを作って、趣味と実益を兼ねてやろうという魂胆で、何だかんだと聞いてきます。そして最後はお決まりの質問。 「アンタのところで作り方は教えてくれるんか?」 ノー!!「そんな暇

          弟子はとりません(ただし例外あり)

          そんなこと僕に聞かれたって

          友達にすべきでないのは、病気をしたことがない人。なぜなら人の痛みが分からないから、と書いたのは吉田健康。いや兼好。悩みのない人には、人の悩みが分からない、と書いたのは原田和明。僕のような能天気な人間に真面目な相談をしたところで、まともな回答は期待できないことは、周知の事実です。 しかし、数年に一度、僕のことを知らない人から、人生相談のメールが届くことがあります。あるとき受け取ったのは、こんな内容でした。 僕は3浪中の浪人生です。 勉強にも人間関係にも疲れました。 もう僕に

          そんなこと僕に聞かれたって

          そして僕は家具職人になろうとした

          会社員時代、趣味のオートマタ制作に熱中し、これで暮らしていけたら最高だなーと思いつつも、いやいや現実はそんなに甘くないはず、と心にブレーキをかけていました。でも、もしかしてオートマタだけでやっていくのは難しくても、他に収入があれば、二足のわらじでどうにかなるのではないか?? 本屋に行って、「カフェオーナーになる」とか「雑貨屋さんを開く」を買って読んでみました。うーん、大きな借金を背負ってお店を開業したりすると、オートマタを作る時間なんか無さそうだなぁー、ということで却下。次

          そして僕は家具職人になろうとした

          初めて作品が売れたときのこと

          会社勤めをしながら趣味でオートマタを作っていた頃の話。オリジナルのオートマタ作品第1号の『エクササイズ』が出来てから当分の間、どこに行くにもバッグに『エクササイズ』を忍ばせ、会う人会う人みんなに見せては感想を聞かせてもらっていました。 そんなある日のこと、おめぐが所属していた室内楽団の練習に付いて行って、メンバーの人に『エクササイズ』を披露しました。 するとそのときいた3人とも 「可愛い!!!注文する!!!」 と言ってくれたのです。 「えーっ!いいんですか〜。いや〜嬉しいで

          初めて作品が売れたときのこと

          あやしいものではございません

          オートマタ作家になるために会社を退職して、広島でイギリス留学の準備をしていた頃の話。オートマタで暮らしていけるようになるのか、全く自信がありませんでした。 今ならSNSで作品を発表して、世間の反応を知ることもできますが、2000年代前半当時はSNSと言ってもmixiくらいだったような。自分の作品に商品としての価値があるかどうかを知るには、直接、お店に行って聞くのが早いのではないかと思い、早速実行に移すことにしました。 個人でされている雑貨屋さんに狙いを定めてハシゴしていき

          あやしいものではございません