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シガーソケット?アクセサリーソケット?

新卒で車に乗り始めたお客様に聞かれ久々にショックを受けました。

「なんでシガーソケットっていうの?」

今はアクセサリーソケットと言ったりしますが、車の中で12V電源を得るソケットの事です。


最近は自動車でもUSB電源が装備されていたりしますが、まだまだ現役でシガーソケットは装備されています。

お客様にシガーライターがついている車をみせて実演してみせると、ものすごく画期的な装備だと驚かれました。


「キャンプに行ったときに火つけれるやん!」

おぉ確かに発想の転換、と感心したのと同時にジェネレーションギャップにショック。

近年では昔に比べ車内で喫煙をする方が減ってきた為、シガーライターは軽トラック等一部車種にオプション設定になっているくらいで、灰皿とともにほぼ無くなっていて、ソケットのみとなっています。

シガーライター装着図

因みに現行の車両のアクセサリーソケットにシガーライターを挿入してみても形状が若干違うため本来の使用はできなくなっています。

時代の変化とともに変わってきた自動車の装備ですが、このシガーソケットの他にも昔の使用方法による名前の由来を残した装備が残っています。

  • 助手席:タクシー業界由来の言葉で、昔乗客の乗り降りをサポートしたりする助手の為の席だったそうです。

  • グローブボックス:昔は本当にグローブが入っていたそうです。何のグローブだったかは所説あって、セルモーターが無い時代エンジンをかけるのに使うクランク棒を使用するためのグローブという説や、故障が頻発する自動車の整備をするためのグローブ。また運転手がつける滑り止め等の為のドライブ用のグローブ。という説があります。

と言った形で昔の名残を名前に残している装備があります。

これからは「シガーソケット」という言葉が通じなくなるかも。
もしかしたら、さらに電動車が普及した時にはソケットその物が無くなり家庭用100vコンセントがメインになったりする時代が来るかもしれません。

個人的には寂しいので前述の装備のように装備と名前が残っていってくれたら嬉しいなと思います。

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