グッドエンド
極寒な帰り道にとらわれて
死んだ人のようにトボトボ
新しい生活も慣れたから
こんな風に思うのでしょうか
布団の中で塊になって
夕方過ぎまで夢の中で
わたしは疲れていると
言い訳をダラダラしてる
このまま人生が終わったら
わたしは寂しくなること
きっとわかっている筈なのに
その時間を大切にはしない
となりには美しい人、いやかわいい人
いたような気がした
ふたりで一緒になることが
まるで目的みたいに
こっち向いて笑わないでよね
グッドエンドをもとめて
極寒の帰り道を歩く
あたたかい缶ココアを
買うための小銭をポケットで漁る
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