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【私の仕事】 忘備録(53)投稿する前にチェックしているポイント10個


◆この記事の内容:

文章を投稿するときに注意していることポイントを書いています。


■ 投稿する前にチェックしているポイント10個


1.タイトルは見出しから選ぶ

先にタイトルを決めると後は、記事全体がブレることなく書けます。しかしながら、タイトルを決めるのは難しいです。そこで、「見出し」を先に考え、その「見出し」の内、記事全体のメインになる1つをタイトルする方法があります。

最初からタイトルが決まっている場合はこの方法を使う必要はありません。

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*noteでいう「見出し」は「パラグラフ(paragraph)」とも言えます。

paragraph = 文章の段落、ひとまとまりの文章、項のこと。

別途、下記の「パラグラフ(paragraph)」「パラフレージング」についてをご参照ください。

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2.いきなり書かない

上記1と大きく関係します。何を書きたいか、見出しを決め、タイトルを決め、全体の構成を決めてから書き始めることが大切です。そうしないと記事全体が何を言いたいのかわからなくなります。

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3.構成の基本パターン

①主張(言いたいこと)➡②理由(①をサポートする事例、実話など)➡③まとめ(①を繰り返し、全体をまとめる)

①僕は(私は)●●●について●●●だと思います。
②その理由は、●●●●なことがあって、●●●だったのです。また、●●●によると同じく●●●でることはわかりました。
③従って、●●●については●●●だと思います。

この、「主張➡例を出す➡まとめ」はTwitterのツイートでも同じように使えます。

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4.リード文

最初の文(リード文)は重要。また、下記2つのポイントを明確に。これで読者が読む、読まないが決まります。

●どのような人を対象として書く記事なのか

仮想対象人物「ペルソナ( persona )」を考える。

●その記事を読んで何を得するのか(読者に有益な情報か)

仕事や勉強に役に立つ情報だけが有益な情報ではありません。読んで「面白い」と感じたり、軽く読めて「暇つぶしになった」でも人によっては有益な記事となります。

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5.スペースあける(行間をあける)

読みやすいように、できる限りスペースをあける。読者の多くはスマホの縦長の画面を見ることを意識して、3行ほど書いたら、一行あけると見やすい。

今すぐだれもができる方法です。



6.ひらがな

難しい漢字はさけて出来る限り「ひやがな」を使う。ただし、あまり使いすぎて、ひらがなばかりだと内容が分かり難くなるので注意です。

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難しい漢字が使われた文章の例:

ピンポン外交とは、1971年に日本の愛知県名古屋市で行われた第31回世界卓球選手権に、中華人民共和国が6年ぶりに出場し、大会終了後に中国がアメリカ合衆国など欧米の卓球選手を自国に招待したことを嚆矢とする米中間を中心とした一連の外交をいう。

これを「こうし」と読めて意味を理解する人は少ないと思います。

「嚆矢」(こうし)とは、物事のはじめ。

「嚆」は叫び呼ぶ意味。かぶら矢。昔、中国で戦いを始めるとき、敵陣に向かって矢を射たところから。

ニクソン時代の米国と中国の外交関係を書いた文章なので、中国で由来する言葉を入れることは素晴らしい文章だと思いますが、ネットで不特定多数の年齢層を狙うのであれば、この漢字「嚆矢」は「きっかけ」くらいでいいと思います。

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7.箇条書き

文章を長く詰めて書かないこと。どういうことなのか、ポイントは何なのか、短い文章で列挙する。3つ以上同列を並べる場合、箇条書きがいい。

■ 〇〇の勉強の仕方

1.〇〇〇〇〇
2.〇〇〇〇〇
3.〇〇〇〇〇

メリット

・情報が整理される

・理解されやすい

・SEO対策になる

*ツイッターでもフォロワーを伸ばす方法の1つに箇条書きがあります。


8.表、図解、画像を使う

文章だけでなく、必ず、わかりやすい図解や画像を使うこと

特に「表」は横並びで見やすくなります。

「吹き出し」もあったほうが読まれやすくなります。

但し、文章は50文字以内で簡潔に、また「吹き出し」は使い過ぎないこと。




9.リンク(URL)は、青色

これは必ず青色。一色に統一する。赤や黄色など、様々な色にしない。

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10.記事は、1000~3000文字

書く内容によもよりますが、あまり長すぎてもダメ。3000文字くらいを目安としています。3000文字以上になるような場合は、「つづき」として、もう1つ記事を書く。

もちろん内容によります。読み手側が必要な情報なら「あのことも付け加えよう」「分かりやすいように説明を入れよう」とし、5000文字以上になったりします。1000~3000文字でなければダメというわけでもありません。


上記10個のポイントをやっても記事をたくさん書いていると「文章表現」がマンネリ化することがあります。


■文章表現のマンネリ化をなくす方法


そんなときに活用できるのが「類語辞典」です。

「類語辞典」は、同じような意味の言葉をその本質的な意味を汲み取りながら、
別の表現で示してくれるところです。

例えば、【賛成】という言葉があったときに
「支持またはその人の賛成を与える」という意味で使うなら、
認める ・ 是認 ・ 推す ・ 承認 ・ 支持などの類語が載っています。

「満足して受け入れること」の意味で使うなら、
可決 ・ 賛同 ・ 決裁 ・ 容認 ・ 裁許 ・ 同意 ・ 認め ・ 許可 ・ 承認
などがあることがわかります。

同じ表現ではなくちょっと表現を変えるだけで、文章全体がグッと違ってきます。

さて、わざわざ、「類語辞典」を買う必要はありません。

ネット上で無料の「weblio」があります。👇

書いている文章がマンネリ化してきたなぁと感じたら使ってみることをおススメします。


■英文のマンネリ化をなくす方法

文章表現のマンネリ化をなくすことは、英語で書く場合も同じです。

これは「パラフレージング」テクニックの1つです。同じ英単語の繰り返しを避けてリズムのある知的な文章にします。

下記画像の英語文章は3回使われている「advantage」を「benefit」と 「positive aspect」に別の単語で言い換えています。単語の意味は同じです。

また、英語の場合は、知的な文章と思わせるために意図的にラテン語が語源の英単語を使う方法があります。

例)word  ➡ language

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◆「パラグラフ(paragraph)」「パラフレージング」について

先日、下記の本をBOOK OFFで買いました。税込みで210円。中に書き込みがあり、字体から女性ではないか?と思ったが、当たり前。この本は津田塾の教科書。

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パラグラフの重要性、書き方、注意するポイントなどが詳しく解説されています。

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この本は英文ライティングの教科書です。段落である「パラグラフ」の重要性を解説しています。

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「パラグラフ」のチェックポイント

・パラグラフ内で起承転結があるか、主張、言いたいこと、結論が1つ書かれいるか

・各パラグラフが全来の中でどのような役割になっているか

・同じキーワードは各パラグラフで統一性があるか、パラフラフで意味を異なって用いていないか

・文章で使った用語は読者にとって分かりやすく説明されているか

・「従って」「一方」「それゆえ」など、『つなぎ言葉』は適切に使われているか、次のパラグラフへスムーズに導いているか

・最後に全体の段落をチェックしてタイトルから逸脱している段落はないか

その他、色々チェックポイントが書かれています。


英語で書く人と日本語で書く人の文章の特徴

英語を母国語とする人が文章を書く場合、明確な主張があり、読む人が正確に理解できる文章を責任を持って書く。

一方、日本人の書く文章はあいまいで詩のような感じで、理解するためのヒントだけが書かれている傾向がある。そのため、読む人が文章の中で書き手が何を言いたいのか発見しなければならない責任をもつ。

と、この教科書に書いてありました。

最後に驚いたのは、文章を書き終わったら、「同じ内容を他の人が書いても楽しめる内容か、また、読んだ人が役に立つ情報が書かれているか、確認しよう」なかなか厳しい。。。さすが、津田塾だ。

しかも、この教科書、英語で書く場合の「英文ライティング入門」。

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しかしながら、上述したポイントは、日本語の書き方、ビジネス文章のポイントで解説されている内容と基本は同じだと思います。

noteも横書きで、段落あり、個人的には「英文ライティング」の書き方とほぼ同じと考えています。



その他、注意していることは。。。


■ 語尾について

「です」「ます」調で書くことが多いと思います。これらが連発すると、読んでいる人は飽きてしまいます。

これを解消するには「名詞止め」です。これを合間に入れると文章にリズムがでてきます。しかしながら、入れすぎても単調な感じになります。

「です」「ます」調が2,3行つづくと1つ「名詞止め(体言止め)」を入れるようにするといいいです。

ダウンロード


■ 断言の表現

上記の「■語尾について」と「4.リード文」に深く関係しますので、もう一度読んでください。

「4.リード文」
● 誰に対して書く記事なのか(どのような人を対象とするのか)
● その記事を読んで何を得るのか(何を得するのか)

「~だろ思います。」「~らしい」「~について専門家ではありませんが。。」など断言しない弱い表現はやめましょう。あやふやな情報は無駄です。

下記記事の「~である」➡「~する」型へをご参照ください。


但し、自分で調べて断言できない情報は書かない方がいいです。

自分が経験したこと、自分に起こった事実、ノンフィクションを書くのがいいと思います。


■ 時制

英語の文法学習のようですが、日本語の文章も「時制」に気を付けます。

現在形や過去形などの時制がバラバラになっているときがあります。
特に、過去のことを思い出して書くときに要注意です。

但し、過去のことでも、いきいきとした感じを出すために、現在形で表現することもあります。英語でも過去形なのに現在形を同じことがあります。


■ タイトルの中に、【まとめ】キーワード

タイトルの最初に【 】をつかってタイトル全体をまとめたキーワードを入れる。先に【 】を決めると、タイトルも書きやすい。【 】を決めたら、この後ろは、少し長めの文章タイトルにしてもOK。

【速報】【緊急告知】【募集】【爆笑!】【おもしろ】など

例)【爆笑!】これは笑うよ! おもしろすぎる珍プレー集!

但し、文字数は32文字以内がSEO的にもいいようです。また、タイトルに数字がある方がない方よりいいです。【厳選3つ】【ポイント10個】など



■ 自動文章校正

漢字の間違いを自分でチェックをは当たり前ですが、日本語の文章として、文法的になんか変なのでは? 表現が一般的ではないのかな?という微妙なところで悩んだときは、荒っぽい方法ですが、書いた文章を右クリックでコピーして、マイクロソフトの「WORD」に張り付けます。

そして、「文章校正チェック」させます。

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なんか変な文章は、緑色の線がつきます。

漢字の間違いもチェックしてくれますが、100%信用はできません。「傷害」と「障害」など、漢字自体が間違いっていないと、文章内では意味が通ってなくても、すり抜けてしまいます。やらないよりは、やったほうがましという程度です。


■ 自動で文章を読み上げる

「イマージブリーダー」を使って文章を読み上げます。自分で読んでチェックするのと違って、読み上げられた文章を聞くと意外と変なところに気がつきます。これ、オススメです。

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つづく。。。


*このnoteで書いてある記事はすべて実話です。「忘備録」として自分のために書いています。

◆ご注意:一部の記事はnoteのシステムによって18歳以上向けに分類されていますが、すべて18歳以上向けです。

よい子の皆さまは読まないでくださいね。



■ 阪本研究所 SK laboratory

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代表 Kazuyoshi Sakamoto

Email ➡ kazuyoshi.sakamoto10000@gmail.com



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