公認心理師試験おすすめ参考書・問題集 ~第5回公認心理師試験 受験予定の方へ~
2020年12月20日(日)に、第3回公認心理師試験を受験してきました。
結果は2月12日にわかりますが、合格していることを祈るばかりです(^^♪
※追記:2021年2月12日 無事合格しました!
※追記:2021年3月27日 登録完了しました!
(公認心理師となりました)
出題範囲については、ブループリントと呼ばれる試験設計表に基づいています。第5回試験を受験される方は、後日発表される第4回試験のブループリントをなるべく早めに確認しておいたほうがいいかと思います。ちなみに第3回のブループリントは以下のリンクを参照してください。
(ブループリント)
http://shinri-kenshu.jp/wp-content/uploads/2017/10/blue_print_201912.pdf
第3回試験の感想ですが、用語だけ知っていても、その用語についてかなり深く理解していないと解くことのできない問題が多かったと思います。なので、第5回試験の受験をされる方は、小手先の試験対策ではだめで、じっくりと腰を据えて学習していく必要があります。
私は約2年ほど、試験に向けて勉強してきましたが、現任者講習会を除いては市販の本で独学しました。今回市販の本で、おすすめのものをここで紹介したいと思います。参考にしていただければと思います。
1.理解を助けるための参考書
■心理教科書 公認心理師 完全合格テキスト
ブループリントにそって章が構成されているので、勉強しやすいと思います。基本的な骨格をつかむのにおすすめです。内容については基本的な解説中心ですので、4月までに読み込むといいと思います。ただ、章によっては解説の少ない部分もありますので、他の参考書等で捕捉することが必要です。
■公認心理師のための臨床心理学
臨床心理学について過去問を織り交ぜながらわかりやすく解説しています。【心理教科書 公認心理師 完全合格テキスト】より深い内容を学習できますのでおすすめですが、これ1冊だけでは足らないので注意してください。
■一発合格!公認心理師対策テキスト&予想問題集
上記2つのテキストでは解説されていないところを補えます。とくに心理検査についてはこちらのテキストがおすすめです。予想問題は1回100問のものが2回分ついています。実際の試験より問題は少ないですが、模擬試験代わりに活用できます(2020年度版)。
※追記:2021/3/31 2021年度版が3月29日発売されました。
■心理学 第5版補訂版
基礎心理学についてわかりやすく解説してあります。実験についてもたくさん掲載されているので、ぜひ購入して早めに読んでください。私はこの本のおかげで、基礎心理学について苦手意識がなくなりました。
2.実力をつけるための問題集
■赤本 公認試験国試対策
ブループリントにそって章立てしてあり、要点の確認→1問1答→過去問演習と分野別に実践できるので、おすすめです。要点の確認は赤シートで隠しながらチェックできますから直前期の要点暗記に最適です。過去問については全問収録されていて、難易度表記がしてあります。また独自の演習問題もプラスされています。私は問題演習を3回繰り返しました(2020年度版)。
※追記:2021/3/31 2021年度版が3月29日発売されました。
■忙しい人のための公認心理師試験対策問題集(上巻・下巻)
こちらもブループリントにそって章立てしてあり、過去問とオリジナル問題を項目ごとに5問ずつ厳選しているので、少ない時間で効率的に学習できます。ただ、すべてを網羅しているわけではないので、上記赤本の補足として利用するのがいいかと思います。
3.その他あると便利なもの
■心理教科書 公認心理師 出る!出る!要点ブック
完全合格テキストで身につけた知識を整理して確認するのにはもってこいの本です。ブループリントにそって章立てしてあります。要点の確認のページは赤シートを使ってチェック作業ができます。一問一答で身についたかどうかのチェックもできます。私はKindle版を使用して、外出先等で時間のある時に読んでいました。
※追記:2021/3/31 第2版が3月24日発売されました。
■予想問題200
直前期の力試し用ですが、かなり深掘りした内容を問題にしている感がありますので、7月くらいに集中して取り組むのがいいかもしれません。解説は詳しいですが、難しい記述も多いので、上記参考書や問題集である程度力を付けた後でないと問題を解くのが苦痛になるかもしれません。ですが私はこの問題集をやり切ったおかげで、本番の難しくて心が折れそうになる(苦笑)問題に食らいついていくことができました。
■これで合格!公認心理師一問一答1091改訂版
(リンクは2021年3月16日に発売された最新版です)
理解の確認に十分すぎるほどたくさんの一問一答を収録した本。私は心理検査や精神疾患の知識習得に活用しました。
■現任者講習会テキスト
現任者講習会で使用するテキスト。正直、読みにくい本ですが、なんだかんだここも確認しておいたことで解答できた問題がありましたから、時間のある時に読み直しておくといいと思います。
以上、参考にしていただいて、皆様の学習に役立てていただければ嬉しいです。