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HSP気質は繊細なのか?

HSP気質は「繊細さん」というイメージが結構浸透してしまいましたが、僕は「HSP気質だから繊細」とは思わないです。
HSP気質についてはこちらの記事を。

さて、僕は実はとっても弱い人間です。
全てにおいて臆病で、失敗を恐れ、そのあとの周りの反応というか、自分が変に思われるとか、嫌われるとか、ガッカリされるとかが本当は怖くて怖くてたまらないので、とても慎重に考え、確認し、それでも念には念を入れて、ほぼ100パーセント大丈夫だと思えたらようやく動けるという臆病さを持っています。

でも現実は、そこまで確実性を計算できることはありません。なので不安でたまらないまま期限を迎えて、強制的にやらざるを得ない状況まで追い込まれます。

そんな弱い自分を人に見せないようにするために、いろんなツールでその弱さを隠すことをマスターしました。
知識があること、やさしさ、笑顔、虚勢を張ること、自分を正当化すること、などなど。
これらがかなわない時は、怒りの感情を発動して相手を攻撃して自分を守る事も出てきます。自分の心が怖れに震えてるからです。 でもそんな自分は見たくないので、とにかく隠して鎧をまとって、強くてやさしくて立派な自分を演じようとします。

その演じようとする自分も嫌で、心理学を学んだら何とかできるかも?という期待と願いから、むさぼるように心理学を学び始めました。

途中で自分がHSS型HSP気質だと知った時には、自分は育っていく過程で家庭のいろんな嫌なところが影響して「曲がった性格」になったわけではないんだと、ホッとしましたが、それは少し癒されただけで、根本の問題は解決はできなかったわけです。

そんな事情から学ぶ心理学は、
「相手が〇〇な反応をするのはなぜか?」
というところばかり初めは気になりましたが、
結局のところ最終的には

「自分をありのまま受け入れられているか」

というところに行き着くのだと知った時は感動すら覚えました。

今までの自分は、
ひたすら自分の弱さを怖れ、目を逸らし、否定していたわけです。

自分の軸というか本質が自分を受け入れていない状態で、いくら強がっても、やさしくなろうとしても、結局肝心なところで怖くなって、どんどん悪循環に陥ってしまうのです。

だけど、そんな自分も「それでいい」。
その時はそうするしか「しかたなかった」。
そんな中「よくがんばったね、大変だったね」

と、
自分をありのまま認め受け入れ、
失敗も怖れも否定することなく受け入れ

それだけでなく「ねぎらいの言葉」までかけることを、
心の中のインナーチャイルドにしてあげるだけで、
こんなに心が癒されるのかという体験をして、
今ではほんとに心が楽になって、
不安で先のことを考えて眠れなくなるということが
ほとんどなくなりました。

どんなことでも基本的にはシンプルに、
うまくいったら褒める、
失敗したら慰める、
過ちを犯したら素直に謝る、
相手の気持ちはまず受け止める、
自分の気持ちや思いをやさしく伝える、ということを、
人はいつの間に忘れてしまうのでしょうか?

今でも素直にシンプルにできないこともまだまだあります。
でもそんな自分も否定することなく、
ありのままを認めて、
自分を受け入れていくことを、
今まで以上に心がけて実践していきます✨

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とみー@HSS型HSPの公認心理師☀️マインドレジリエンス
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