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自己紹介 ~長編小説風~

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長編小説風に、自己紹介をしています。幼少期から時系列に「わたし」の心の葛藤と社会とのかかわりを描きます。成長していく「わたし」を「わたし」になったつもりで読んでいただければ嬉しい…
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#小説

#8 心機一転!中学デビュー ~中学生時代(1)~

(前回の記事)父親に対する不信感 ~小学生時代(4)~  6年生の時に、母が中学校の入学…

#7 父親に対する不信感 ~小学生時代(4)~

(前回の記事)夢は世界征服 ~小学生時代(3)~  「勉強だけは誰にも負けない」という自…

#6 夢は世界征服 ~小学生時代(3)~

(前回の記事)アンタは橋の下で拾った子 ~小学生時代(2)~  「自分を認めてほしい」とい…

#5 アンタは橋の下で拾った子 ~小学生時代(2)~

(前回の記事)手を挙げたくても挙げられない ~小学生時代(1)~  どうしてこんなに自己主…

#4 手を挙げたくても挙げられない ~小学生時代(1)~

(前回の記事)母親との幼児期の思い出  小学校に入学し、環境が激変した。いや、世間的には…

#3 母親との幼児期の思い出

(前回の記事)父親との幼児期の思い出  何でも知っていて頼りになる(と当時は思っていた)…

#2 父親との幼児期の思い出

(前回の記事)運命の分かれ道  「自分が高みに到達すること、自分がもっと注目されること、自分のために富を築くこと」ばかり求めていた、以前の自分にあった自己中心的な思考は、おそらく幼児期にマスターしたのだと思う。  私は、初孫ではなかったが、初めての男の孫だったということで、祖父母に相当ちやほやされたそうだ。祖父母もうちの実家も、世間一般のレベルからしたら、かなり貧しかったにもかかわらず、当時流行っていた仮面ライダーの変身ベルト、ウルトラマンのフィギュア、ミニカー、プラレー