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読書記録

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#寺地はるな

読後つれづれ『いつか月夜』寺地はるな

いつも月夜、なんてことはない。
むしろ、多くの人にとって「月夜っていつ?」なんじゃないかな。

途方に暮れたりどうしようもない時。
そこまでじゃないけど、なんか日常に疲れた時。
手伝ってくれるわけでもたすけてくれるわけでもないけど、そっとそばにいてくれる。
それは月夜じゃないけど、暗い道を照らしてくれる自動販売機の光。

きっと今私が求めているもの、のような気がする。

読後つれづれ『こまどりたちが歌うなら』寺地はるな

この本を読んで思い出したことがある。

・その昔、社内にソリの合わない人がいて(上司ではないけど立場は上)、その人に「だからお前はダメなんだ」的なことを言われた。結局その人がどうしても受け入れられなくてその会社をやめたけど、後日たまたまその人がSNSに家族団らんを投稿しているのを見て、「ああ、この人にも家族がいるんだな」となんだか複雑に思ったこと。

・それから、別の会社で勤めていたとき、すぐそば

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読後つれづれ『わたしたちに翼はいらない』寺地はるな

帯に「サスペンス」と書いてあったが、火サスのような展開はない。
敢えて言うなら脱皮の物語。

「そんなこと」「今更」。そう言われるような出来事の積み重ねが日常だったりする。
だから、「そんなこと」や「今更」を侮ってはいけないんだよな。。。

ラストがよかった。