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お初の切手展


風景印に興味が出て、いろいろ見ていると
風景印と切手の絵柄を少しでも合わせて集めてみたくなった。
今まで切手はゆる~い集め方、
かわいいものが発売されているのを偶然見つけた時にたま~に購入するという感じ。

ほしい風景印はいくつもチェックした。
さて切手は…持っているものの柄はマッチするものがほとんどなかった。それに官製葉書も切手も値上がりしているので、昔のものを使うなら、切手を追加して現行葉書額以上にする必要があるので、その分の切手の絵柄もできれば関連づけたい。

郵便局でももう売っていない、発売から時間が経った未使用の切手はどこで買うのだろう?
1袋だけ、昔の未使用切手がいろいろ入っている小さなバラエティパックみたいなのを持っているのですが、どこで買ったものなのか全く思い出せない。

金券ショップにはあるにはあったけれど、
近隣のところはシールシートのみだったり、バラ売りも限られたものだった。

できればネットじゃなく、実店舗がいいと
みつけたのは切手イベントのスケジュール情報。全国各地で定期的に催されて展示や販売をしている模様。
都内などには専門店もあったが、悩んだ末
今回は近く開催されるというJAPEX全国切手展へ行ってみることにした。(記事公開時は終了しています)

なぜ悩んだか…入場料が1500円だったから。開催3日間通しの料金とのことだけど、
近所じゃないし初めて行くからどうなんだろうなぁ…と。
なぜ行ったか…猫柄の魅力に抗えなかったから。
イベントなどを記念して開催期間だけ発行される小型印の押印サービスがあるという。
今回は今戸焼の招き猫柄…やめてくれよぉ…GO決定。

初日、浅草の会館に着くとなんとなく予想はあったが開場待ちの行列。
会場が広いので混雑とまではいかないけれど人出は多く静かに賑わう熱気を感じた。

早速記念小型印を押してもらう。

公式記念グッズだという切手とポストカード
を購入し、全て同じ柄になった


さてこれからどうしたら?と思いながら
ディーラーエリアに進んでみる。各ブースで皆熱心に各々探し物をしているようだ。覗いてみるとアルバムみたいなのをみてピンセットで切手を取り出したりしている。
へぇ~そうやって買うのかな~?未知の世界だ~とわくわくしてきた。

そうしているうちになんとなく流れついた?お店の前の椅子に座り、気づけば
訊ねるわけでもなくさっきみたばかりのアルバムの方のように、私もピンセットを使って切手を選び出す作業を当たり前のようにしていたという。なんだこの自然な流れ。
お店の方に何か注意されることもないので、こんな感じでいいみたいだ…。

楽しい…。切手専用らしいアルバムにランダムにたくさんのバラ切手が収まっている。
美しい切手、面白い切手、懐かしい切手…
座ったまま行ける美術館ツアーのよう。
黙々と没頭してしまい、もうこんな時間なのか!と驚きました。

会場には外国切手、使用済切手、昔の書簡らしい古い封筒の束にも数多くの人が集まっている。はじめての光景で新鮮でした。作品展示会場ももう少しゆっくりまわりたかった。目的も様々だと思うのですが、「好き~~」のエネルギーは莫大だ。

東京に出店するのは年数回だけというお店や、実店舗では切手を出していない等も聞き、貴重なイベントだったんだなと今戸焼招き猫印に屈してよかったんだなと思いました。

招き猫つながりか、都内の郵便局の猫にまつわる風景印の押印サービスも。浅草局の風景印もある。なんだかお得な気分に。

左から
世田谷郵便局/豪徳寺の招き猫
神田北神保町郵便局/吾輩は猫であるの石碑
牛込郵便局/漱石公園の猫塚

牛込局には、お花の写真に坊っちゃん発表100年
記念とイラストがくっついている切手を使用
猫塚にお花を供える意味にもなったかなと



浅草郵便局/
浅草寺雷門、ほおずき市、スカイツリー

痛恨のミス1
台紙の印刷が切手の下で透けてしまっている
これから気をつけようと思った


先日はどうもの豪徳寺駅前郵便局/豪徳寺の招き猫

痛恨のミス2
この5円切手をみつけた時
猫だ!とぱっと買ってしまった
でもやっぱ何か違ったな…と思っていた
犬張り子だった
急遽「猫犬」ポストカードにお越し頂いた


この日夕方に古い知り合いと待ち合わせをしていたので名残惜しくも早く引き上げ、会って
この日の切手展の話をすると、これまでの私の熱中癖遍歴を知っているので「また始まったか」的反応。対象は全く違えど、知人のそれも大差ないと思うのだが。

「額面販売」と明記されているものばかりを購入したとはいえ、10円…100円…も
積もれば財布が震え出す趣味に違いない。
楽しいけどおまいさんよ…大概で飽きておくれ…という戒めも自分へ贈っておこうと思う。

…といいながら最終日にも行ってしまいました。





↑小型印の発行情報が随時更新されているようです。久しぶりに開けたら、猫柄印が連続で発行されるようで…やめてくれよぉ…再び。

猫柄の威力はもうひとつ
さらに特殊切手の発売時に発行されるという絵入りハト印の郵頼もやってみました。
風景印の郵頼よりも、その方法、ルールなど随分ややこしいというか面倒というか。
こちらのブログの解説や公式サイトのPDFを何度も読み、やっと投函できた。それもすべては猫柄印だったから…。私はどうしてしまったのか。
この郵頼の申込期限は過ぎていますが、発行日当日の時間内に、限られた取扱郵便局に行くことができれば押印してもらうことが可能のようです。




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