見出し画像

4000㎞を繋ぐミーティングが実現!!〜カンボジアの子育て世代の生の声を聞いてみた〜

こんにちは!幼稚園プロジェクトメンバーのらんです🍒

ロムチェック村に幼稚園を建設するにあたり、現地の方々のニーズをしっかりと理解しよう!ということで、先日ロムチェック村の小さな子どもの親御さん総勢25名&ロムチェック小学校の校長先生とzoomでミーティングを行いました!
今回はそのミーティングで話し合った内容を記事にまとめていこうと思います✊🏻

この記事が気に入った・役に立った!という方はぜひ❤️を押してください~♪


ミーティングの様子


_____________________________________


Q. 幼稚園はロムチェックにとって必要?

👩🏻:村に幼稚園がない現在、小学生未満の子どもたちは1日中家にいるため、保護者はかなりの時間を子守に割かなければならない。
また、小学校入学に備えた文字の読み書きも家で教えなければならず、教育を受けてきていない親も中にはいるような状況ではやはり限界がある…

Q.幼稚園がないことによって今まで困ったことは?

👵🏼:子どもたちはいつも親の側にいたがりなかなか離れようとしないため、おばあちゃんから学びたがらない。これに加えて、おばあちゃん自身が小学校を3年生の時に辞めているため、読み書きを教えるのにはとても苦労がいる!
子どもが泣き出すとおばあちゃんもつい不機嫌になってしまい、教えることを辞めてしまう😢

もし幼稚園ができれば、子どもが必要な教育を受けられると同時に、幼稚園に預けている間に親御さんは家事を終えたり働きに出ることができるため、とても助かるそう!

Q.幼稚園にはどんなことを求める?

👩🏻:教育省の規定により1日3時間までしか子どもを預けることができないため、託児は7時から10時までを想定しており、その間に農作業などをしたい🍅
また教育の内容面に関しては、クメール語のアルファベットや数字の読み書き、歌やカンボジアの文化などに加えて、社会的なマナーやルールついてを学んでほしい。そして、幼稚園での集団生活を通して集団行動に慣れてもらいたい


_____________________________________

ミーティングに参加していただいたロムチェック村の親子


ミーティングを終えて

 今回のミーティングはzoom上で1時間ほど行いました!カンボジアの公用語はクメール語なので、通訳さんにも参加していただき英語とクメール語を用いて会話しました🇰🇭🇯🇵
 およそ4000kmという長い距離を繋いだため、接続がうまくいかなかったり時間がおしてしまったりと順調にいかなかった部分もありましたが、想定以上にたくさんの親御さんに集まっていただき、このプロジェクトに寄せられた期待を改めて実感することができました✨また幼稚園が建設されたら実際に通うことになる子どもたちの親御さんと直接話をしたことで、ロムチェック幼稚園が村の中でどのような存在になるのかどのように村の住人の役に立てるのかを一層知ることができて、私たちの普段の活動へのモチベーションもとても高まりました!!
 そして私たち1年生は風の会に入会してから初めて現地の方々と交流する機会となったため、自分たちが国際協力を行なっているという実感やそれに対する責任感が生まれ、必ずプロジェクトを完遂させるんだという気持ちがさらに強まっています🔥
 とても有意義な時間をロムチェックの皆さんと共に過ごせて良かったです☺️

⭐️zoomに参加したプロジェクトメンバーの感想

・ゆうすけさん(リーダー)
 今回のミーティングの参加人数の多さから、村全体から多大なる期待を受けていると感じました。これは、単純にロムチェック村の幼稚園へのニーズが大きいというだけでなく、これまで風の会が現地と培ってきた信頼関係があってこそ実現したミーティングだったと思います。我々にとって、幼稚園建設による受益者と直接対話できたことは、ニーズを正確に、詳細に把握することに非常に役立ちました。このミーティングを通して、これだけの期待を背負っているという責任感を再認識することができました。今後は、ヒアリング内容をもとに、本当に必要な支援を策定し、的確に実行していきたいと考えています。 

・えいすけさん
 
今回のミーティングでは、春に現地でのヒアリングではわからなかった地域住民の声を直接聞くことができたのが大きな収穫だったと思います。我々が幼稚園を建設することは、もしかすると校長先生と村長さん、そして我々の三者間の希望のみで進んでいるのかという不安も少しあったが、今回のミーティングで実際に地域のお母さんや子どもたちが切実に建設を願っていることや、そのメリットを真剣に考えていることがわかった。今回の話をいかして、より今後の建設計画や建設後の教育支援についての軸が定まったように感じています。
 
・まなか
 
いままで気付くことができていなかった、幼稚園がないことによる保護者の悩みや子供たちの不安を直接聞くことができて、とてもよい機会になりました。
幼稚園が必要である理由、どんな幼稚園にしていきたいかを改めて確認することができ、具体的なイメージが掴めたように感じました。今回のミーティングで、幼稚園建設に向けた現地の雰囲気や熱意を感じることができ、現地の期待に応えたいと今まで以上に強く感じることができました。

・ひなこ
 
今回のミーティングで1番印象的だったのは、子供たちが幼稚園に通うことに対して恐怖心を抱いているということです。子供たちや多くの保護者にとって幼稚園というものがまだ未知の世界である以上、幼稚園に通うことでなにを得ることが出来るのか、子供たちの将来にどういった影響を与えることが出来るのかを保護者にしっかりと認識してもらうだけでなく、子供たちにも幼稚園に通うことで味わうことの出来る楽しさやなどを説明し、幼稚園への通学に対する精神面での障壁を取り除く必要があると感じました。


_____________________________________

これからも現地の人々に寄り添った国際貢献を行なっていけるよう、継続的に交流を深めていきたいです🌈
引き続き、幼稚園プロジェクトの応援をよろしくお願いします!!
最後まで読んでいただきありがとうございました😊
次のnoteでお会いしましょう🍒

この記事を気に入って頂けましたら、ぜひ「スキ!❤️」をお願いします!

また風の会としても様々な発信を行っているので、興味のある方はぜひ外記のリンクから飛んでみてください👍

Instagram:

https://instagram.com/ngo_kazenokai?igshid=YmMyMTA2M2Y=

Twitter:

https://twitter.com/ngokazenokai


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?