年を重ねる
"年を重ねるということは、同じ相手に、何回も出会いなおすということだ。会うたびに知らない顔を見せ、人は立体的になる。"
年はとるものではなく、重ねるものだと思う。木の年輪のように、時間とともに人としての厚みや味わいは増していくと思うから。
生きている限り、仕事や家庭、住む場所や価値観、数えきれないほどの要因から影響を受ける。それによってどう変わっていくかは、本人次第だ。
だからこそ、同窓会や式などで久々に顔を合わせて、昔と今の姿を知れる場は面白い。
お互いにどんな生き方をしてきて、なにがどう変わったのか、そして、これからどうしたいのか。
時間が経ったから話せることや、紆余曲折があったから見えるようになった道があるように、年を重ねることで見えてくるモノがあるんだろうなぁ。