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【映画レビュー】ある閉ざされた雪の山荘で
本日も読んでいただきありがとうございます!
そして初めての方、通りすがりの方、遊びに来ていただいてありがとうございます‼️
「ある閉ざされた雪の山荘で」を見たのでレビューしていきます。
最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
それではいってみましょう!
どんな映画?
若手の実力派俳優が揃う劇団「水滸」この次回公演の主役を決めるための最終オーディションが、人里離れた一軒家で実施されることになりました。
参加を許されたのは、劇団「水滸」のメンバー6人と、唯一「水滸」に所属していない俳優希望の1人の計7人です。
彼らは、一軒家で劇団「水滸」の演出家である東郷陣平から、雪に閉ざされた山荘で発生する事件の真相を説いた人間が主役の座を獲得すると言われます。
そうした中、メンバーの一人で、深よる遊戯室のピアノを一人で弾いていた笠原温子が失踪していることがわかります。
果たして、彼女はどこにいったしまったのか、本当に殺されているのか?
残された6人の推理が始まります。
誰が出ているの?
原作は、東野圭吾さんの小説です。
監督・脚本は「荒川アンダー ザ ブリッジ」などを監督された飯塚健さん。
久我和幸役には、重岡大毅さん、本多雄一役に間宮祥太朗さん、
麻倉雅美役に森川葵さん、笠原温子役に堀田真由さん、
田所義雄役に岡山天音さん、元村由梨江役に西野七瀬さん、
中西貴子役に中条あやみさん、雨宮恭介役に戸塚純貴さんが出演されています。
今をときめく俳優陣が勢揃い
劇団「水滸」で最終選考に残った役者という設定に違わず、出演されている方々も若手実力派の人たちです。
主人公の久我和幸役の重岡大毅さんは、唯一劇団に所属していない役者さんという設定で、部外者であるが故の、他の人たちとの距離感を絶妙な演技で表現していました。
演技がとっても上手な俳優さんだなと思ったのですが、この方WEST.の方なんですね。
これからもっとドラマや映画で見たいと思わせてくれる方でした。
本多雄一役の間宮祥太朗さんも、実力ナンバーワン俳優本多雄一役という設定を疑わせないほどの演技を見せていたように感じました。
堀田真由さん、西野七瀬さん、中条あやみさん、戸塚純貴さん、森川葵さんなど若手実力派の人たちの演技のぶつかり合いもとても見どころです。
なかなか、同じような年代でここまでいい役者さんを集めるのはかなり難しかったのではないでしょうか。
まさに、このタイミングだからこそ撮れた映画ではないでしょうか。
中庸な不思議な展開が良い
この映画には面白い特徴がいくつかあります。
一つは、「閉ざされた雪の山荘」というのは、オーディションの設定であって、擬似的な閉鎖空間になっているところです。
したがって、本当は外に連絡することもできるし、閉ざされてもいないのですが、役者であることと、次回公演の主役を決めるためのオーディションであるという設定により、「役者自らが閉鎖した空間」になっているという、推理小説としてはかなり珍しいプロットを導入しています。
もう一つは、犠牲者(とあえて言いますが)「失踪」という形になっているところです。
オーディション参加者は、本当に殺人が起こっているのか、オーディションの演出なのかがわからない中、謎解きをしていくという推理モノとしては珍しいと思いました。
したがって、みている方もオーディションなのか?本当の事件なのか?
という感じになり、普通の推理モノのようにダイレクトに真犯人を探したり、トリックを考えたりする以外に、一つ上のレイヤーの背景を推理していくという少し変わった感覚がありました。
流石の東野圭吾さんの流れ
この映画は、役者さん同士のぶつかり合いも見どころですが、やはり最後の謎解きがクライマックスです。
オーディションなのか?事件なのか?というモヤモヤの中での謎解きで、
思ってもいなかった展開だったので、流石は東野圭吾さん作品だと感じました。
エンディングの曲も良かった
エンディングに使われていた、WEST.の「FICTION」という曲も映画を観た後にはとてもあっていて良い曲でした。
配信で聞けないのは残念ですが、リピしたいと思いました。
まとめ
オーディションの設定により「閉ざされた雪の山荘」を作るというアイデアであったり、
そこで発生する事件というアイデアであったりというかなり実験的な作品でしたが、
役者さんたちもエネルギッシュでとてもいい演技をされていましたが、
いい意味で裏切りの連続でとても楽しめました。
今回は以上になります!
最後まで読んでいただいてありがとうございました!
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