ホテルの想いを紐解き100倍ホテルステイを味わう
ヒルトン京都が2024年10月10日に晴れてグランドオープニングとなりました。
そのセレモニーとパーティーの演出に関わらせてもらうこととなり我が社から特別チームを組んで演出に向かうことになりました。
セレモニーでは登壇者が順に糸巻き機に組紐を通していき、「つながり」を表現する演出で幕開けとなりました。
仕事を通して知ったこのホテルについてご紹介したいと思います。
まず演出を考える上で興味深かったキーワードの「京都SYNAPSE(シナプス)」「ORIMONO」そして「Localized Tourism」です。
京都SYNAPSE(シナプス)は歴史と現代、伝統や革新など、京都が持つさまざまな魅力とお客様を結び付け、新たな発見や出会いを提供したいという想いを込めました。とホームページにあります。
シナプスとはニューロンの接合部です。
つまりホテルが旅をするゲストと京都の伝統や歴史、革新などを結びつける接合点になりたいというメッセージが込められます。
そして「ORIMONO」ですが、これはまさに京都の伝統工芸、伝統文化の西陣織ですね。
ロビーを入ると織り機がお出迎えしてくれます。
この織り機が布を織り上げていく機織りの音も聞こえてきます。
ロビーやルーム、トイレにも至るところに西陣織を見つけることが出来ます。
次回再訪時はレストランやクラブラウンジなどへ足を運び西陣織を探したいと思います。
そしてLocalized Tourismですが、二条城や清水寺が近いのはもちろんですが、鴨川も朝夕の散歩コースには京都を感じられます。
また、近くを歩くとおばんざいを食べさせてくれるお店が所狭しと並んでいます。
空き時間を見つけ少し近くを散策したところ、たこ焼きとからあげを売りにしている店があり、地元のお客さんと一緒にワイワイと楽しむことが出来ました。
人との出会いこそ旅の醍醐味。
京都ヒルトン内でゆっくりとレストランを楽しむのも一歩、外を出て街を散策するのも見どころに溢れています。
そしてセレモニーに次ぐ、オープニングレセプションパーティーでは書家、白石雪妃さんの書の揮毫のパフォーマンスでお祝いに華を添えました。
あらためて京都ヒルトン開業おめでとうございます。
ゆっくりと泊まりに行くのを楽しみにするとともに私は今回は行けなかった「クラウドネス・ルーフ・トップバー」でゆっくりと東山や鴨川の景色を楽しみながら美味いウイスキーを飲みたいと思います。
ホテルの成り立ちやその想いを知ることでよりそのホテルを深く味わうことができると思います。
ぜひ旅の前にホテルのことを調べてホテルステイを楽しんでください。
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