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【読書感想】君の膵臓をたべたい【ちょいネタバレ】

風邪でダウンして安静をとっている間に読破

映画やアニメなどの派生作品は体験していませんが
Amazonでレビュー数が5,000以上ついていたので
気になって購入しました

読了直後の感想は
何だか心が洗われたような感覚でした

ヒロインが亡くなるのはもうわかっていたけど
物語に大切なのって結末ではなくてプロセスだなと

プロセス次第で結末の感じ方、受け取り方も変わってしまう

僕は小説を普段から読むわけでないので
特別な事はわかりません
ただ、この作品は、読みだしてすぐに惹きつけられ
そのままドンドン読み進めてしまう面白さでした

なんでしょう…正直、言葉にできないです
良い作品に出会えた感謝、これにつきます

タイトルの「君の膵臓をたべたい」
この言葉の意味というか重みというか…
そういうものを感じるにはやはり
主人公とヒロインのストーリー(プロセス)を
知らないと解釈ができないし
友情とも愛情とも似つかわしい…
この言葉しかないんだなという納得感…

ラストの展開に関しては
その言葉が伝わっていてよかった。。。。
これに尽きます

後、Amazonレビューを見ていると
ヒロインが通り魔に…の展開は賛否両論

僕的にはずばり、有りですね
人の命はみな平等で、いつ亡くなるのかわからない
ヒロインのように突拍子もない結末を迎える可能性は
誰にでもある

だからこそ、
伝えたいことは、お互いに命あるうちに伝えた方が良い
そういうメッセージかなと受け取りました

個人的には主人公に自分が重なる部分がありました
”自分と戦っている”ということ
全てが重なるわけではなく、
僕にもまだ少しそういう部分があるなって感じさせられた

”自己完結”だけでは味わえない人生の成長がある
僕もいつかこんな出会いがあったら…
その時は恐れずにその出会いを選択したい

この物語の中心核となった主人公とヒロイン
例えフィクションだとしても感謝

心洗われる感覚をありがとうございました。


KAZ

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